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矯正治療のトータルフィー(総額提示方式)とは?どのような料金体系?【後編】 銀座

2021年09月14日

前回はトータルフィー制度とはどのようなものか、とメリットについてご紹介しました。

治療に入る前に治療にかかる費用の総額が分かり、かつそこから金額の変更がないことで、様々なメリットがあると分かりましたね。

しかし、メリットのある反面、トータルフィー制度のデメリットはないのでしょうか。

今回はトータルフィー制度のデメリットや、知っておきたい注意事項などについて紹介していきます。

 

トータルフィーで支払う場合のデメリット

トータルフィー制度のデメリットとして考えられるのは主に3点あります。

 

【デメリット①治療期間が予定よりも短くなっても費用の変更はない】

矯正治療期間は、治療の進み具合によって長くなったり、短くなったりすることもあります。

長くなれば、それだけ通院回数も増え、トータルフィー制度のメリットを感じやすいのですが、反対に当初の予定よりも治療期間が短くなった場合はどうでしょうか。

実は、期間が短くなって通院回数は減ったとしても、費用が減額されることはありません

あくまで最初に提示した総額は固定なので、ここから増えることもなければ、減ることもないのです。

 

そのため、結果的にトータルフィー制度よりも、処置別払い制度の方が費用総額が安くなるということもありえます。

 

【デメリット②カウンセリング料や検査料が別のことがある】

一口にトータルフィー制度と言っても、歯科医院によって何の費用を総額に含めているかは異なります。

装置代や調整料、治療後のリテーナー費用などは含まれていることが多いですが、その他の初回カウンセリング料や検査料は総額に含まず、別料金として請求されることがあります。

初回のカウンセリングや検査は、まだ治療を始める前段階のことなので、矯正治療費には入らないという考え方からです。

 

また、あまりにも通院回数が多くなったり、期間が長くなった場合、追加料金を設定している歯科医院もあります

矯正装置が欠損したり、紛失したり、その他矯正期間中の虫歯治療は別料金であることが多いので、その点は歯科医院に予め確認してください。

 

【デメリット③トータルフィー制度を採用している歯科医院が少ない】

トータルフィー制度を採用している歯科医院は、今現在、全国にそう多くありません。

昔から採用されてきた、その日の治療・処置内容別に費用が決まる、処置別払い制度がまだまだ一般的です。

そのため、トータルフィー制度で支払いたいと思っても、その病院が採用していなければ使えません。

 

トータルフィー制度で治療を始める時の注意点

以上のデメリットも考えられることから、トータルフィー制度を採用している歯科医院で治療を始める際には、次のようなことに注意しましょう。

 

【治療費総額に何が含まれているか確認する】

先述したように、カウンセリング料や検査料は総額に含まれていないことがあります。

どのような費用がトータルフィーとしての項目に入っているのかは、必ず確認しましょう

 

【追加料金の有無について確認する】

また、矯正装置の紛失、損傷、通院期間が大幅に延びたなど、追加で料金が求められることはあるのか、求められるとしたらどのような場合かということも確認しておくことが大切です。

 

まとめ

矯正治療の費用における、トータルフィー制度とはどのようなものであるかという点と、メリットデメリットについてご紹介してきました。

矯正治療費は高額なので、治療総額が固定され、治療の進み具合がどうであっても、それ以上費用はかからないのは安心ですね。

しかし、逆に予定より短い期間での治療となってしまっても治療費の変更がないので、処置別払い制度の方が結果的に安くなる場合もあります。

 

これらのメリットデメリットを踏まえ、治療を受けようと思っている歯科医院が、どのような料金体系をとっているのかを必ず確認してから、治療に入るのがいいでしょう。

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