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矯正中に「頭痛」が起こる原因と対策について【前編】銀座

2023年02月17日

歯列矯正を行うと、矯正中に頭痛が起こってしまうケースがあります。長期間になることもある治療なので、矯正中に頭が痛いなんて味わいたくないですよね。矯正中の頭痛にはいくつか原因がありますが、ほとんどのケースは対処することができます。

 

そこで今回の記事では、矯正中に起こる頭痛についてご説明したいと思います。前編では原因をご説明し、後編では頭痛を和らげる対策方法をお伝えさせていただきます。

 

矯正治療中に頭痛が起こる原因

矯正中の頭痛には個人差がありますが、あるきっかけによって引き起こされるケースが多いです。まずは頭痛の起こる主な原因についてご説明します。

 

《歯の食いしばり》

歯列矯正は、少なからず歯の周辺に違和感や痛みを感じやすい治療です。特に就寝中は周囲の筋肉も緊張状態になることもあり、無意識に食いしばってしまう方もいらっしゃいます。日常的に食いしばってしまうと、顎や肩、首の血流が悪くなって緊張性頭痛を引き起こす可能性があります。

 

《矯正治療によるストレス》

矯正治療が原因となってストレスを引き起こすケースがあります。特に、ワイヤー矯正は常に器具が口内に触れており、人によっては不快感の原因になることも。さらに、食事や歯みがきのしにくさや、話しづらいなどもストレスの原因になることがあります。

 

日常的なストレスは、精神だけでなく神経も緊張しやすい状態になります。その結果、無意識の食いしばりや歯ぎしりに繋がると頭痛を引き起こす可能性があります。

 

頭痛が起こりやすいタイミング

矯正治療中に頭痛を感じるタイミングには、いくつかのきっかけがあげられます。そのため、日常生活の中ではなるべく歯に圧力がかからないようにすることで頭痛の予防に繋がります。

 

《起床したとき》

起床時に頭痛がする場合、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。元から歯ぎしりしている方もいますが、矯正治療によって歯ぎしりをするようになる方もいます。これは、矯正による一時的な噛み合わせの変化によって、違和感による歯ぎしりとも考えられます。先ほどご説明した通り、日常的に食いしばってしまうと緊張性頭痛の原因にもなります。

 

《硬い食べ物を噛んだとき》

矯正中は装置の力で歯を移動させているため、歯根は柔らかく不安定な状態です。そのため、硬いものを咀嚼すると歯周に負担がかかりやすく、歯痛や緊張性頭痛を引き起こすことがあります。治療が終わるまでは、なるべく硬い食べ物を控えたほうが良いでしょう。

 

《矯正を開始した直後や装置を調整したとき》

歯列矯正を簡単にご説明すると、歯根に圧力をかけ続けながら歯を移動する治療です。そのため、以下のようなタイミングは頭痛を感じやすくなる可能性があります。

 

・歯列矯正を開始した直後

・ワイヤーを調整した直後(ワイヤー矯正)

・アライナーを交換した直後(マウスピース矯正)

 

いずれも歯に圧力がかかるタイミングなので、歯痛から緊張性頭痛につながる可能性があります。ただし、上記による痛みは一時的なことが多く、通常は日にちが経つにつれて落ち着いてきます。

 

《ゴム掛けのとき》

ゴム掛けとは、小さいゴムを矯正器具に引っ掛けて、歯を適切な位置に誘導する処置です。主に上下の噛み合わせを整えるために行われることが多く、歯列矯正には重要な処置になります。人によっては、このゴムを掛けた直後や外したあとに歯痛や頭痛を感じることがあります。

 

いかがでしたでしょうか。

 

矯正中の頭痛には様々な原因があることがお分かりいただけたと思います。次回の【後編】では、矯正中に頭痛が起きてしまったときの対処方法についてお伝えします。

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