結婚式に向けた歯並び矯正(ブライダル)。キレイな歯並びで大切な日を迎える!【後編】 銀座
2021年05月28日
結婚式や披露宴は、人生においての一大イベントと考える人も多いもの。
そんな思い出に残る結婚式にするために、結婚準備として矯正治療(ブライダル矯正)を考えてみませんか。
前回はそんな結婚式へ向けた矯正治療とはどのようなものであるのか、またメリットやデメリットについてお話しました。
今回は結婚式に矯正治療を間に合わせるためには、いつ頃から矯正を始めればよいのか、また治療の流れや費用についても触れたいと思います。
結婚式前。いつ頃から矯正を始めると良い?
結婚式の日を目標にしたブライダル矯正は、目安としては式の6ヶ月以上前に始めるのがいいでしょう。
歯列矯正治療は歯を動かし、並べる治療ですので、患者の歯並びの状態にもよりますが、時間を要します。
さすがに結婚式の直前では間に合いませんし、個々の歯並び状態に合わせて治療計画を立ててからのスタートです。
式までに気になる部分の治療を終え、式後に全体の歯並びや噛み合わせの治療を行う場合は、最低6ヶ月は必要だとみておいた方がいいでしょう。
最近では式場を1年前くらいに予約する人も多いので、式場を予約した段階で、矯正治療を検討するといいかもしれません。
結婚式に向けた矯正治療の流れ
ブライダル矯正の治療内容や流れは一般的な矯正治療と変わりません。
【カウンセリングや検査で治療計画を立てる】
まずは、患者ひとりひとりをカウンセリングし、検査をしながら、歯並び状態や要望に合わせて使用装置を決めたり、治療計画を立てていきます。
通常の矯正と異なるところは、ブライダル矯正は結婚式にキレイな歯並びを手に入れることが第一条件です。
そのため、結婚式の日程に間に合うように、矯正のスケジュールを入念に考慮し、治療計画が立てられます。
【式当日までは気になるところを集中的に】
式当日までは、気になるところを集中的に治療します。
多くの人が話したり、笑ったりする際に見える、前の歯並びを集中的に治療することが多いです。
また、舌側矯正(歯の裏側に装置を付ける)を最初から取り入れる場合もあります。
【結婚式当日】
矯正が終了しない場合でも、ワイヤー矯正装置など目立つ装置を付けたまま式を迎えるのは抵抗がある方もいますね。
一旦装置を外したり、また目立ちにくいマウスピース矯正へ移行したり、歯の隙間が目立つ場合には差し歯を一時的にするなどし、結婚式には満足のいく状態にしておきます。
【結婚式が終わった後】
結婚式や披露宴、ハネムーン後に必要があれば、治療を再開します。
式前は主に目立つ前歯矯正がメインの人が多いですが、式後は全体的な歯並びや噛み合わせ、顎の状態などを矯正していきます。
また、矯正自体は終わっても、その後のケアや後戻り対策を行うことがあります。
ブライダル矯正に係る費用は?
ブライダル矯正の場合、費用も一般的な矯正治療費用と変わらず、使用する装置や器具によって、大きく差があります。
しかし、一般的な治療と違い、結婚式当日にキレイに見せるために、差し歯を入れたり、一旦装置を外して再度装置を装着する必要があったりする場合、通常よりも費用負担が大きくなることもあります。
また、集中的に治療を進めていくため、装置を入れてから結婚式当日まで、一般的な矯正治療よりも小まめに受診に通う必要が出てくることも。
そのため、通常の矯正治療よりも、多少診療代が多くかかる場合もあります。
まとめ
矯正治療は数年かかり、結婚式までに間に合わないと諦める方も多いでしょう。
しかし、結婚式に合わせて矯正を開始し、また式後に治療を再開するという、ブライダル矯正を行っている歯科医院もあります。
もちろん、この矯正方法は新婦である女性だけでなく、新郎になられる男性や、結婚式以外の成人式や就職活動など、大切な日に向けて歯並びに自信を持ちたい方にもおすすめです。
思い出に残る日を満面の笑みで迎えられるよう、その準備として歯並び矯正も検討してみてください。