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リテーナーをしても「後戻り」が起こる理由【後編①】

2024年05月28日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

さて、前回に引き続き今日も「リテーナー」についてのお話です。今回は、リテーナーをしても後戻りしてしまった場合の改善方法についてご紹介します。

矯正治療中の方はもちろん、矯正治療を検討されている方にとっても大切なことですので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

 

 

後戻りの改善方法① リテーナーの装着を徹底する

「歯並びが後戻りしている」と感じたら、まずはリテーナーの装着を改めて習慣化することをお勧めします。後戻りの程度がわずかであれば、日常的にリテーナーを使用することで、進行が防げます。

リテーナーは矯正直後のもっとも整った歯並びを保持するためのものです。装着時に痛みを感じたり、うまくはまらない場合は、後戻りが進行している可能性があります。

無理にはめようとすると歯を傷つける恐れがあるため、そのような場合は歯科医師に相談しましょう。

 

後戻りの改善方法② 再矯正する

治療後の歯並びから後戻りの程度が大きい場合は、リテーナーの装着を習慣化しても改善が難しくなります。歯科医師に相談し、部分矯正もしくは全顎矯正を行う必要があります。

矯正行った歯科医院であれば、カルテを基に再矯正が可能です。

矯正後に引っ越した方や、違う歯科医院での治療を検討したい方は、他の医院でも治療は可能です。別の歯科医院で治療を受けられる際は、ご自身の治療経過をできるだけ詳細に伝えると、治療がスムーズに進む可能性が高いです。

また、再矯正の場合、比較的短期間で治療を終えられるケースが多いのも特徴です。

 

さて、今日は後戻りしてしまった歯並びの改善方法についてお伝えしました。

後戻りは見た目もですが、精神的にもショックが大きいと思います。次回はそうならないための、「後戻りを防ぐ方法」についてご紹介します。

矯正中に避けたい食事

2024年05月24日

 

こんにちは🌞

 

 

スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です ^ ^

 

 

前回に引き続き、矯正中の食事についてお話します。

 

 

 

◎矯正中に避けたい食事

矯正治療中には、歯の痛みや装置が壊れるのを避けるために、避けたほうがいい食べ物がいくつかあります。

 

 

→ワイヤー矯正で避けたほうがいい食べ物

 

ワイヤー矯正中は「硬い食べ物」や「矯正装置が外れる食べ物」を摂取することはなるべく避けましょう。

たとえば硬い食べ物は、飴や氷、ナッツ類やせんべい、フランスパンなどです。

歯や顎に負担をかけ、強い痛みをもたらすことがあるため、特に矯正治療開始時には控えるべきです。

また、ガムやキャラメルなどの粘着力が強い食べ物も、矯正装置に付着するリスクがあるので、

避けるようにしましょう。

 

 

 

→マウスピース矯正で避ける食べ物

 

マウスピース矯正の場合、ブラケット矯正ほど厳しいルールはありませんが、飲み物の選び方には注意が必要です。

マウスピース矯正中は装置をつけたままでも飲み物が飲めます。

しかし、色がついたものや熱いものは装置の変色や変形を招いてしまうことがあります。

熱いお茶やコーヒーなどを飲むときは、マウスピースを外すようにしましょう。

また、色がついてない甘い飲み物は砂糖が入っているため虫歯になってしまいます。

通常の水であれば、マウスピースをつけたまま飲んでも問題ありません。

 

 

これらに注意してお過ごしください😸

 

 

 

リテーナーをしても「後戻り」が起こる理由【前編】

2024年05月13日

こんにちは。スウェーデン歯科です。

GWが終わり早一週間。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今年のGWは夏日を観測した地域も多かったそうです。

これから益々暑くなっていくので、体調管理には気を付けていきましょう。

 

さて、今日は「リテーナー(保定装置)」についてのお話です。

矯正治療後「後戻り」と言って、きれいに並べた歯並びが元の状態に戻ってしまうことがあります。

これを防ぐために装着するのがリテーナーです。

しかしリテーナーを装着していても、後戻りしてしまうことがあります。その原因について今日はお話します。

 

原因① 装着時間が「不十分」

まず原因として考えられるのは、そもそもの装着時間が「短い」ということです。

リテーナーの装着時間は患者さんによって異なりますが、治療後6カ月は歯が動きやすいため、1日20時間以上リテーナーを装着することが推奨されます。

リテーナーを装着する保定期間の目安は、矯正治療期間と同等です。

例えば、矯正期間が2年だった人は保定期間も2年程度になります。

会話や食事がしづらいかもしれませんが、せっかくきれいに並んだ歯を維持するためにも、歯科医師の指示を守って装着しましょう。

 

原因② お口周りの「悪癖」

頬杖をつく横向きに寝るなど、顎に負担が掛かる習慣がある場合、後戻りしやすくなります。特に、頬杖をつく癖がある人は要注意です。無意識に頬杖をついていると、前歯が押し出され、出っ歯になってしまうリスクがあります。

また、舌を歯で押す癖がある人も注意が必要です。

頬杖と同じように出っ歯になるリスクに加えて、歯と歯の間に隙間ができてしまう可能性もあります。

 

原因③ 「親知らず」の影響

親知らずが斜めに生えている場合、親知らずが他の歯を圧迫し、歯並びが崩れてしまうことがあります。

真っすぐに生えている場合は問題ありませんが、こうしたリスクも考慮して、矯正治療を行う際は、親知らずの抜歯をした上で治療を行うことをおすすめします。

 

原因④ リテーナーの「変形」や「破損」

リテーナーの変形破損も後戻りの原因となります。

例えば、「保管を雑にしてしまう」「装着やお手入れの際の力が強い」「歯ぎしりをしている」などが原因として挙げられます。

リテーナーは毎日使用するものですので、丁寧に扱うように心がけましょう。

外出先で外す場合は、必ず専用のケースに保管をお願いします。

また、歯ぎしりなど強い力が加わるような癖がある方は、歯科医師に相談し、適切に使用できるようにしましょう。

 

リテーナーはきれいにした歯並びを維持するために欠かせないものです。

装着洗浄をきちんと行い、適切に使用しましょう。

 

さて、次回は、後戻りしてしまった歯並びの改善方法についてご紹介します。

次回の更新もお楽しみに!

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