医院ブログ|スウェーデン矯正歯科

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治療計画

2023年04月24日

こんにちは、歯科衛生士の本田です。

 

 

当院の治療計画についてです。

治療計画を決定する際に、いくつかの基準があります。

 

 

①難易度

②治療期間の長短

③叢生(歯のデコボコ)の程度

④治療上必要な抜歯の有無

 

 

 

難易度の基準は、IOTN(Index of Orthodontic Treatment Need)を参考にしていて、患者様にどれくらい歯科矯正が必要かを、矯正医の経験を踏まえて、5段階に振り分けます。

 

治療期間は、叢生(歯のデコボコ)・出っ歯や受け口の程度によって異なります。叢生(歯のデコボコ)が強い方や、抜歯をされた方は、歯を動かす距離が多くなり、その分、難易度が上がり、期間も長くなるので、治療費に反映されます。

 

 

 

これらを総合的に判断し、使用する器具の基本料金に加算して、最終的な金額が決まります。

 

 

 

 

実際に治療を開始すると、予定よりも治療期間が長くなる方がいらっしゃいます。

 

歯の動くスピードは一人ひとり違うため、歯がゆっくり動く方は治療が長くなることがあります。

 

その他に、患者様の協力度によっても変わります。顎間ゴムなどの使用時間が短い場合や、舌で歯を押す癖がある方は、歯の動くスピードが遅くなります。

 

「Eライン」は矯正で綺麗になるって本当?【後編】

2023年04月21日

 

こんにちは! スウェーデン矯正歯科です。

 

今回は前回に引き続き、「Eラインは矯正治療で綺麗にできるのか」をご紹介します。【前編】ではEラインの概要やEラインが乱れる要因、治療法について解説しました。【後編】ではEラインを矯正治療で改善する場合の具体的な治療法や、抜歯の有無などをご紹介していきましょう。

 

Eラインを美しくする矯正治療・装置

 

歯並びや噛み合わせが原因でEラインが乱れている場合、矯正治療でその乱れを改善して美しい横顔へ導くことができます。その具体的な治療法に、以下の4つの方法があります。

 

ワイヤー矯正(表側矯正)

 

ワイヤー矯正は歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を装着し、そこに細いワイヤーを通して歯並びを整える治療法です。

 

応用範囲が広く、どんな歯並びにも対応できるのがメリットの一方で、「装置に違和感がある」「治療中の見栄えが悪い」などのデメリットがあります。

 

裏側矯正(リンガル矯正)

 

ワイヤー矯正のうち、裏側矯正はブラケットやワイヤーを歯の裏側に装着して歯並びを整える治療法です。一般的なワイヤー矯正は装置を歯の表側に装着する(表側矯正)ため治療中に装置が目立ってしまいますが、裏側矯正であれば装置が目立つ心配はありません。

 

一方で、裏側矯正は装置が裏側にあるため舌感が悪く、違和感も強いのがデメリットに挙げられます。スウェーデン矯正歯科の裏側矯正では完全オーダーメイドタイプの装置を採用し、従来の装置よりも違和感を軽減しています。

 

ハーフリンガル矯正

 

ハーフリンガル矯正は表側矯正と裏側矯正を組み合わせた治療法です。具体的には、目立ちやすい上の歯は装置を裏側に、唇で隠れる下の歯は表側に装置を装着します。

 

先の裏側矯正は治療中でも装置が目立ちにくいというメリットの一方で、他のワイヤー矯正と比べて費用が高いというデメリットがあります。ハーフリンガル矯正は裏側矯正よりもコストを抑えられる点がメリットです。できるだけ装置を目立ちにくくし、さらにコストを抑えたい方にはハーフリンガル矯正がおすすめです。

 

マウスピース矯正

 

マウスピース矯正は、マウスピースの装着・交換を繰り返しながら歯並びを整える治療法です。薄く透明なマウスピースはつけていても目立ちにくく、違和感も少ないのが特徴です。また、食事や歯磨きの際は装置を外せるため、ワイヤー矯正によくある治療中のストレスが軽減できます。

 

一方で、装置の装着や管理は患者様にゆだねられるため、歯科医の指示通りに装着しないと治療期間が長くなったり、計画通りに治療が進まなかったりするおそれがあります。

 

Eラインの改善には「抜歯」が必要?

 

矯正治療でEラインの改善を図る場合、最初の歯並びの状態によっては「抜歯」が必要になるケースがあります。ここでは、抜歯の可能性が高いケースと、抜歯なし(非抜歯)で治療できる可能性が高いケースについてご紹介しましょう。

 

抜歯の可能性が高いケース

 

重度の口ゴボ(上顎前突・上下顎前突)で口元が著しく突出しているケースや、重度の受け口では抜歯の可能性が高くなります。なぜなら、歯を抜かずに無理に治療をしてしまうと、口元がさらに突出してEラインが乱れてしまうおそれがあるからです。このような重度の歯並びについては無理に歯を残すよりも、歯を抜いたスペースを活かして前歯を後方へ動かしたほうが、理想的なEラインに近づきやすくなります。

 

抜歯なしで治療できる可能性が高いケース(非抜歯治療)

 

Eラインの乱れはあるものの歯並びの症状が比較的軽いケースについては、歯を抜かずに治療できる可能性が高くなります。

 

※抜歯をするか、しないかを判断するためには詳しい検査が必要なため、詳細については担当医にご相談ください。

 

まとめ|自身の「Eライン」が気になる方は、当院の「無料矯正相談」にてご相談ください

 

横顔が美しい顔立ちは、鼻先と下あごの先端を結ぶ「Eライン」に対する上下の唇の位置が決めてとなります。横顔美人の秘訣は、上下の唇がEライン上か、もしくはそれよりも少し内側に位置することです。

 

Eラインの乱れが「歯並び」の問題である場合、矯正治療で改善できる可能性があります。自分の横顔に自信が持てない方、横顔美人を目指したい方は、ぜひ当院の無料矯正相談にてお気軽にご相談ください。

「Eライン」は矯正で綺麗になるって本当?【前編】

2023年04月20日

こんにちは! スウェーデン矯正歯科です。

 

いつも見慣れている顔でも、見る角度によってその印象がガラリと変わって見えることはわりとめずらしくありません。

 

例えば「横顔」もその1つ。「綺麗だな」「美人だな」と感じる横顔には、おでこや鼻、口元が織りなすラインに美しく見せる絶妙なバランスが実は隠されています。

 

今回は、その美しく理想的な横顔を作る基準「Eライン」について、前編・後編の2回にわけてご紹介していきます。

 

前編は、次の3点の解説です。

 

・「Eライン」と横顔美人の関係

・Eラインが乱れてしまう要因

・Eラインを整えて横顔美人になる方法

 

横顔美人の基準「Eライン」とは?

 

Eラインは顔を横から見たときに鼻先と下あごの先を結んだラインで、正式名を「エステティックライン」と言います。横顔の美しさは、このEラインに対する唇の位置でそのバランスを評価していきます。

 

美しい横顔の基準

 

一般に、横顔はEラインよりも上唇が4㎜程度、下唇が2㎜ほど内側にあるのが理想的と言われています。しかし、この数値は鼻の高い欧米人向けの基準なので、鼻の低い日本人にこのまま当てはめることはできません。

 

欧米人よりも鼻が低く、さらに下あごがやや後方にある日本人の場合は上唇がEライン上、もしくはやや内側に入っているのが合格ラインです。さらに、下唇がEラインより2㎜ほど内側にあると理想的な横顔と言えます。

 

Eラインのセルフチェック法

 

Eラインはご自身でも簡単にチェックできます。まずは鉛筆やペン、定規など真っすぐなものを用意し、それを鼻の先端と下あごの先端を結ぶようにまっすぐ当ててみましょう。この時、上唇と下唇がペンや定規に軽く触れる程度であれば、理想的なEラインの横顔といえます。

 

Eラインが乱れる要因

 

先のセルフチェック等で理想的なEラインの基準に当てはまらない場合、その要因に次の4つが考えられます。

 

口ゴボ(上顎前突・上下顎前突)

 

Eラインよりも口元全体が前方に出てしまう場合、その要因の1つに「口ゴボ」が挙げられます。

 

口ゴボとは、顔を横から見たときに口元が前方に盛り上がった状態のことです。上の歯が前に出ている「上顎前突(出っ歯)」や、上下ともあごが前に突出した「上下顎前突」などで、この口ゴボという症状がみられます。

 

受け口(下顎前突)

 

Eラインよりも下唇が前方に出てしまう場合、一般に「受け口」と呼ばれる歯並びがその要因に考えられます。

 

受け口は専門的に「下顎前突」と言い、上下の歯を噛み合わせたときに下の前歯が上の前歯よりも前にくる歯並びを意味します。正面から見たときに、下あごが前に突出してしゃくれて見えるのも下顎前突の特徴です。

 

鼻の高さや顔の骨格(鼻が低い・下あごが小さいなど)

 

Eラインは口ゴボや受け口といった歯並びのほかに、鼻の高さや顔の骨格も深く関係しています。例えば、歯並びやあごの位置に問題がなくても、鼻の高さが低いと口元はおのずとEラインよりも前方に突出して見えてしまいます。また、下あごが極端に小さい・後ろに下がっているなどもEラインが乱れる要因です。

 

Eラインを整えて横顔美人になる方法

 

理想的なEラインで横顔を美しくする方法に、以下の2つの治療法があります。

 

美容外科(形成外科)

 

「鼻が低い」「下あごが小さい」など骨格的な要因でEラインが乱れている場合は、美容整形や形成外科による治療で改善できる可能性があります。

 

例えば、鼻の高さに問題があるケースではヒアルロン酸注入やプロテーゼによる隆鼻術で鼻の形や高さを整えると、理想的なEラインに近づけることができます。

 

矯正治療

 

骨格的な問題はなく、歯並びや噛み合わせが原因でEラインに乱れが生じているケースは、矯正治療で理想的なEラインを作り出すことが可能です。その具体的な方法に、ワイヤーとブラケットを使った「ワイヤー矯正」、透明のマウスピースの着脱で歯並びを整える「マウスピース矯正」などがあります。この2種類の治療法については、【後編】にてさらに詳しく解説していきます。

 

今回(前編)では、Eラインの概要やEラインの乱れの要因、治療法などをご紹介しました。次回の後編では、Eラインを矯正治療で改善する場合の具体的な治療法や、抜歯の有無などを解説していきます。

顎間ゴム

2023年04月4日

こんにちは。

スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です。

 

 

 

すでに治療で使用していただいている患者様もいらっしゃると思いますが、

『顎間ゴム』と言ってブラケット装置の上下にまたがる輪ゴムのようなものをかけて、噛み合わせを良くしていくものです。

 

 

 

 

 

 

私も矯正治療をしていたころは何度か使用しました。

 

 

 

この顎間ゴムとは、ゴムの力を利用して歯を目的の位置にまで動かしていき、上下の歯が噛み合うように使用します。

 

 

 

使用していただくと、上下の歯の両方に働きかけることができるので、とても優れたものになります。

上下の歯の真ん中がズレがある時や、上の歯を下げる時など、そういった場合にも顎間ゴムをかけて過ごしていただくと噛み合わせがより良くなってきます。

(治療方針上、使用しない方もいらっしゃいます。)

 

 

 

 

この顎間ゴムが慣れるまでが少し大変で、最初はゴムをかけるまでに時間がかかったり、唾液で滑ってゴムが飛んでいってしまったり(経験あります)、つい忘れてしまうこともあると思いますが、使用時間が少ないとその分歯が動かないこともあり、治療期間が延長する場合もあります。

治療のステップとしてはとても大切なステップなので、より良い噛み合わせにするためにも頑張って使用しましょう!

 

 

 

顎間ゴムが足りなくなったらそのままにせず、郵送やお渡ししますのでご連絡ください^^

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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