アデノイド顔貌って知ってますか?【前編】
2024年03月31日
みなさん。
こんにちは。スウェーデン歯科です。
ようやく春めいて、あたたかい、気持ちのよい季節になりましたね。
お外に出て、いろんなことを楽しみたい気分ですよね。
今回、みなさんにご紹介したいのは「アデノイド顔貌」のことです。
アデノイド顔貌という言葉、聞いたことがありますか?
おそらく、多くの方は初めて聞いたという感じではないでしょうか。
実は多くの方が悩まれている「お顔のかたち」のことです。
コンプレックスになっていて、誰かに会うときに思いっきり元気に笑えなくて、
困っている方もいらっしゃいます。
前編/後編の2回に分けて、お伝えできればと思います。
1 アデノイド顔貌とは?
それでは、まず「アデノイド顔貌」とは何か?について、ご説明していきますね。
まずは下のイラストを見てください。
このような「お顔の状態」がアデノイド顔貌です。
アデノイド顔貌とは、鼻の奥にある「アデノイド」と呼ばれる部位が肥大化して起こる現象のことです。
・口が少し開いたままになる
・下顎が引っ込み「出っ歯」に見えてしまう
・鼻の下が間延びして見える
・首と顎の境がはっきりせず、二重顎に見える
このような特徴があります。
また、以下の症状が出てしまうことも特徴です。
・歯並びが悪くなる
・鼻通りが悪く「いびき」をかきやすい
このように「見た目」だけでなく、健康にも悪影響を及ぼしてしまうので、できるだけ、
改善した方が良いでしょう。
そのために、原因から説明します。
2.アデノイド顔貌の原因とは
喉の奥の「アデノイド」が腫れて大きくなって、顔つきが変化してしまうのが「アデノイド顔貌」です。
10歳くらいまでの子供の時に起きる現象ともされています。子供は免疫力が弱いために起こり、
大人になって免疫力が高くなってくると、アデノイドは小さくなると言われています。
また「口呼吸」が原因とも言われています。
口呼吸の方は、下顎骨の筋肉がつきづらく、顎の骨が成長しづらい。
そのため、舌の位置や動かし方に変な癖がつき、アデノイド顔貌になる。
口呼吸は細菌やウイルスが入り込みやすく、腫れて「アデノイド顔貌」になってしまう。
このような原因が考えられます。
いかがでしたでしょうか。
次回は、アデノイド顔貌を治す方法についてご紹介したいと思います。
お楽しみに!