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「横顔美人」を目指す矯正とは?顔貌を綺麗に整える!【後編】 銀座

2022年06月29日

歯列矯正で横顔美人が目指せる…

特に出っ歯、受け口、叢生などにお悩みの方は、そのケースを改善することが、顔貌を綺麗に見せることにつながる可能性があります。

もちろん口元だけが横顔の印象の決め手ではありませんが、鼻先と顎先を結んだEラインがすっきりと整っていることは、横顔の印象を左右する大切な要素の1つです。

 

今回は具体的な矯正方法を紹介するとともに、それぞれにかかる期間や費用について紹介していきます。

 

歯列矯正で横顔美人に!矯正方法は?

横顔の印象を左右する、口元の悩みを改善するための歯列矯正方法には主に次のようなものがあります。

 

【ワイヤー矯正】

ワイヤー矯正は歯の表面や裏側にブラケットと言われる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。

幅広い歯並びのケースに対応が可能で、Eラインを整えるための出っ歯、叢生、受け口のどの治療にも向いています。

 

ブラケットやワイヤーを歯の表面につけると装置が目立ってしまいますが、歯の裏側に付ける裏側矯正や、ブラケットやワイヤーを目立ちにくい白や透明の装置にすることも可能です。

 

《期間・費用》

期間や費用は症例によって大きく異なりますが、相場は次の通りです。

・表側全体矯正…期間:2年〜3年程度 費用:70万円〜110万円程度

・裏側全体矯正…期間:2年〜3年程度 費用:100万円~150万円程度

・表側部分矯正…期間: 6ヶ月〜1年半程度 費用:40万円~60万円程度

※裏側矯正の方が技術が必要なことが多いため、少し費用が高くなる傾向があります。

 

【マウスピース矯正】

透明なマウスピースを装置として使う矯正方法をマウスピース矯正と言います。

マウスピースは一定期間で交換しながら、少しずつ歯並びを整えていきます。

 

マウスピースは自分でも取り外し可能なので、食事中や歯磨きの時には取り外して行えるのがメリットです。

しかし、取り外している時間が長いと矯正の効果がありません。

1日20時間以上装着することが必要です。

また、複雑な歯並びの矯正には適応されない場合があります。

 

《期間・費用》

マウスピース矯正の場合も、症例によって期間や費用は大きく異なります。

また、マウスピースにはいくつかメーカーがあり、どのメーカーのものを使うかによっても異なりますが、相場は以下の通りです。

・マウスピース矯正…期間:2年〜3年程度 費用:90万円〜110万円程度

 

【抜歯治療・外科手術】

歯を並べるスペースが少ない場合、抜歯をしてから矯正治療に入ることがあります。

特に口元が前に出て、Eラインが崩れているケースでは抜歯が必要になることも。

しかし、最近では歯科矯正用アンカースクリューという小さなネジを歯槽骨に埋めこみ、それを固定源として歯列矯正に使用することで、抜歯をせずにできることも増えています。

 

また、歯並びではなく、骨格自体が要因での出っ歯、受け口の場合は外科手術をしてから、矯正治療をすることもあります。

症例によってどのような外科手術が必要になるかは異なります。

 

歯列矯正で横顔美人を目指すメリット・デメリット

歯列矯正の方法を紹介しましたが、歯列矯正で横顔美人を目指すメリットはどんな点でしょうか。

また、デメリットはあるのでしょうか。

 

【メリット】

《①歯列を整えられる》

歯列も整えられるので、笑った時の口元も綺麗に整えられます。

正面からの顔にも自信が持てますね。

 

《②噛み合わせも改善できる》

歯並びとともに噛み合わせも改善することで、体の健康につながることがあります。

肩こりや首こりなどは噛み合わせが悪いことによって引き起こされることもありますし、顎関節症の原因になることも。

また、噛み合わせが悪いと食べ物をきちんと噛み切らないまま飲み込んでしまい、胃腸の負担になることもあります。

噛み合わせが改善され、しっかりと食べ物を咀嚼できるようになると、ダイエット効果が期待できることもあります。

 

《③口腔内のケアがしやすくなる》

歯並びが改善されると歯磨きなどの口腔内のケアがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

口腔内の健康を保てるというのも、メリットの1つですね。

 

【デメリット】

《①美容整形に比べ時間がかかる》

美容整形で横顔を綺麗に見せる手術をした場合、ダウンタイムが長くかかったとしても半年程度と言われているのに対し、歯列矯正は保定期間も入れると半年以上かかることが多いです。

そのため、すぐにコンプレックスを解消できるわけではありません。

 

《②装置によっては目立つ》

ワイヤー矯正の表側矯正などは装置が目立ってしまうので、矯正期間はそれ自体がコンプレックスになってしまう方も。

気になる方は目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正をおすすめします。

 

まとめ

歯列矯正で、鼻を高くしたり、鼻先をすっとさせることはできませんが、口元を整えられる可能性はあります。

口元の綺麗な要素であるEラインを整えることで、横顔をシャープにすっきりと改善することは可能です。

美容整形よりも治療期間は長くかかりますが、将来の歯の健康や体全体の健康へもつながります。

横顔にコンプレックスを持っている方は、歯列矯正という選択肢も考慮に入れてみてください。

「横顔美人」を目指す矯正とは?顔貌を綺麗に整える!【前編】 銀座

2022年06月28日

シャープな横顔の「横顔美人」に憧れる方、多いですよね。

横顔を整えるとなると、丸みを帯びたおでこや通った鼻筋が注目されがちですが、口元も重要な要素です。

一般的に理想とされる口元の基準として、「Eライン(エスティックライン)」というものがあります。

Eラインとは鼻先と顎の先を結んだラインのことで、このライン上に唇があるのが理想とされています。

 

横顔美人を目指して、この理想的なEラインへの美容整形を考える方もいるかもしれませんが、口元に関しては美容整形でなく”歯列矯正”で整えられるケースもあります。

今回は横顔美人になりたい方に、歯列矯正で横顔をシャープにできるケースはどのようなものがあるのか、また歯列矯正方法についてご紹介していきます。

 

横顔の印象を左右する「Eライン」

人差し指を鼻先と顎の先に当ててみてください。

この時、人差し指に少し触れる程度が理想的なEラインができているということです。

Eラインよりも唇が外に突き出ている場合は、出っ歯や叢生、反対にEラインよりも口元が内側に入り込んでいるケースでは受け口などが考えられます。

これらのケースは美容整形でなくても、歯列矯正により、改善できる可能性があります。

 

【口先が突き出ているケース】

Eラインよりも、口先が前に突き出しているケースは次のような歯並びであることが考えられます。

 

《出っ歯》

出っ歯は上顎前突(じょうがくぜんとつ)とも呼ばれ、上の歯列や歯自体が前に突き出した状態のことを言います。

原因は様々ありますが、指しゃぶりや口呼吸の習慣、舌で前歯を押す癖などによるものや、上顎が下顎よりも大きいと言った骨格自体の問題もあります。

 

歯列矯正では、歯列が前に出ているのを通常位置に整えます。

また、骨格自体が原因の場合、上顎前歯部歯槽骨骨切り術という外科手術を行った後に歯列矯正を行うこともあります。

 

《叢生(そうせい)》

歯が横に並ばす、ガタガタと生えている歯並びのことを叢生と言います。

歯が並ぶスペースが足りないことや、永久歯の生えるタイミングなどにより叢生になることが多いですが、この場合も前歯が前に出るように生えることがあります。

 

出っ歯と同じく、前に出ている歯列を通常位置に整えながら、歯並びも綺麗に整えていきます。

歯の並ぶスペースを確保するために、抜歯を行うこともあります。

 

【口元が内側に入り込んでいるケース】

反対に口元がEラインよりも内側に入り、口元が凹んでいるように見えるケースや鼻先よりも顎先が出ている場合、次のことが考えられます。

 

《受け口》

受け口とは下顎が上顎よりも前に出ているケースのことを指します。

反対咬合や下顎前突(かがくぜんとつ)とも呼ばれます。

遺伝要因や骨格要因が多いです。

 

歯列矯正で上下の歯の噛み合わせを改善する治療を行います。

矯正前に外科手術を行うこともあります。

 

今日はここまでにします。

次回は、具体的な歯列矯正の方法の他、歯列矯正で横顔美人を目指すメリットについて紹介します。

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