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意外と知らない?「裏側(舌側)矯正」についておさらいしよう【後編】

2023年09月27日

 

 

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

 

今回は前回に引き続き、意外と知らない裏側矯正についておさらいしていきます。

 

【前編】では裏側矯正とはどのような治療法なのか、またそのメリットなどをご紹介しました。【後編】は以下の項目についての解説です。

 

・裏側(舌側)矯正のデメリット

・裏側(舌側)矯正の種類(フルリンガル矯正・ハーフリンガル矯正・カスタムメイド型舌側矯正装置)

 

 

 

 

裏側(舌側)矯正のデメリット

 

 

他の矯正治療法よりも費用が高い

 

裏側矯正は他の治療法と比較して「費用面」がネックになります。矯正治療の費用は受診する歯科医院や使用する材料によって異なりますが、一般に従来のワイヤー矯正(表側矯正)の費用相場は60万円~100万円前後です。これに対し、裏側矯正の費用相場は、80万円~150万円前後と費用は高めになります。

 

その理由として、表面が平らな表側とは異なり、凹凸の多い裏側は装置をつけるのが難しく、歯科医師に高度な技術が必要になる点が挙げられます。また、裏側矯正は既成の装置での対応が難しいケースも多いのも費用が高くなる要因の1つです。

 

装置をつけた直後は違和感が強い

 

装置が歯の裏側につく裏側矯正は、装置を着けた直後に「舌感が悪くなる」「違和感が強い」というのもデメリットの1つに挙げられます。ただ、舌感や違和感については、装置の装着後、1~2週間ほどで気にならなくなります。最初は慣れるまで多少の時間はかかりますが、ここは辛抱強く感覚に慣れるのを待ちましょう。

 

発音しにくいことがある

 

裏側矯正は裏側についた装置により、舌のスペースが狭くなって会話のしづらさを感じやすくなります。また、舌を歯の裏側にあてて発音する単語(サ行・タ行など)が話づらくなることもあります。ただ、こちらも舌感や違和感と同じく、数週間ほどで慣れてくるのがほとんどです。

 

歯ブラシが当てにくい

 

裏側矯正は「むし歯になりにくい」というメリットの反面、他の装置に比べると歯ブラシが当てにくいため、油断をするとむし歯になってしまいます。治療に際しては歯ブラシの当て方や磨き方のコツなどを歯科医院でアドバイスしてもらうほか、定期的にクリーニングしてもらうなどこれまで以上にケアを徹底していきましょう。

 

1回の治療時間が長くなる

 

裏側矯正は表側矯正に比べて装置の装着や調整が難しく、1回の治療時間が通常よりも長くなる傾向があります。ただし、トータルの治療期間はほとんど変わりません。

 

 

 

 

裏側(舌側)矯正の種類

 

 

裏側(舌側)矯正には「フルリンガル矯正」「ハーフリンガル矯正」「カスタムメイド型舌側矯正装置」の大きく3つのタイプがあります。それぞれのタイプの特徴を以下に詳しくご紹介していきましょう。

 

フルリンガル矯正

 

フルリンガル矯正は上下の歯のすべてで装置を裏側に装着する治療法です。大きな口を開けないかぎり装置が人の目に触れる心配がないため、「極力装置は隠したい」という方におすすめです。一方で、フルリンガル矯正は他の治療法に比べて費用が高額になります。

 

ハーフリンガル矯正

 

ハーフリンガル矯正は装置が目立ちやすい上の歯は裏側に、唇で隠れる下の歯は表側にブラケットやワイヤーを取り付ける治療法です。フルリンガル矯正よりも審美性は少し劣りますが、その分コストを抑えることができます。できるだけ装置を目立たなくし、かつ費用も抑えたい方はハーフリンガル矯正がおすすめです。

 

カスタムメイド型舌側矯正装置(インコグニート/ハーモニーシステム)

 

カスタムメイド型舌側矯正装置とは、患者さんの歯の形にあわせて作製された裏側矯正用のブラケット装置です。歯の裏側は凹凸があるなど形態が複雑なため、既製品を用いた場合に装置や接着剤の厚みで違和感や舌感の悪さが強くでてしまう傾向があります。このような装置による厚みや違和感を少しでも減らすために考案されたのが、個々の患者さんの歯の形態にあわせて装置を作製するオーダーメイドタイプの舌側矯正装置です。複雑な歯面にもピッタリと合うブラケットにより治療中の違和感が最小限に抑えられるほか、発音のしにくさなども軽減できます。

 

 

 

 

「目立たない」「違和感が少ない」裏側矯正は当院におまかせください

 

スウェーデン矯正歯科の裏側矯正では「インコグニート」「ハーモニーシステム」の2種類のカスタムメイド型舌側矯正装置を採用しています。見た目の良さだけでなく、ストレスのない快適な治療をご希望の方は、ぜひスウェーデン矯正歯科の裏側矯正をご検討ください。当院では初診の方を対象に、個別無料矯正相談を実施しています。裏側矯正の詳細や費用など、何でもお気軽にご相談ください。

 

意外と知らない?「裏側(舌側)矯正」についておさらいしよう【前編】

2023年09月27日

 

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

 

「多少の費用や期間はかかっても、矯正治療で歯並びをキレイにしたい!」

そうお考えの方でも、治療中に装置が目立ってしまうことや、周囲にそれとわかってしまうことが気になって治療をためらってしまうことは少なくありません。

 

裏側(舌側)矯正はこのような「治療中の見栄え」が気にある方に人気の高い治療法で、パッと見では装置がついていることに気づかれないのが特徴です。一方で、裏側矯正はただ装置が目立たないというだけでなく、ほかにも「むし歯になりにくい」「出っ歯が早く治る」などのメリットがあります。

 

そこで今回は、知っているようで知らない裏側矯正の特徴やメリット・デメリット、治療の種類などを【前編】と【後編】の2回にわけてご紹介したいと思います。

 

本記事【前編】は以下の解説です。

 

・裏側(舌側)矯正とは?どんな人におすすめの治療法?

・意外と知らない「裏側(舌側)矯正」の5つのメリット

 

 

 

 

裏側(舌側)矯正とは? どんな人におすすめの治療法?

 

 

裏側矯正はワイヤー矯正の1つで、ワイヤーとブラケットを歯の裏側につけて歯並びを整える治療法です。「舌側矯正」「リンガル矯正」とも呼ばれます。

 

従来のワイヤー矯正は歯の表側に装置をつけるのが一般的ですが(表側矯正)、この方法は装置が目立ちやすく、周囲の人にすぐに気づかれてしまうという欠点があります。この欠点をクリアできる方法の1つが、装置をすべて歯の裏側に装着する裏側矯正です。

 

裏側矯正は治療中でも装置がほとんど人の目に触れないことから、芸能人や接客業など人前に出る機会の多い職業の方に人気があります。仕事柄、従来の表側矯正が難しい方や結婚式などのイベントが控えている方に裏側矯正はおすすめです。

 

 

 

 

意外と知らない「裏側(舌側)矯正」の5つのメリット

 

矯正治療中であることを周囲に気づかれにくい

 

裏側矯正はワイヤーやブラケットなどの装置のすべてが歯の裏側につくため、大きく口を開けないかぎり装置が人の目に触れる心配はありません。

 

矯正治療中のむし歯リスクを軽減できる

 

矯正治療中は歯と装置のすき間に汚れがたまりやすいことから、治療中は一時的にむし歯になりやすい時期が続きます。そのような状況下でも、歯の裏側は唾液が常に循環していることから、唾液による自浄作用や殺菌作用、再石灰化作用が働きやすくなります。これにより、裏側矯正は表側矯正と比べて、治療中におけるむし歯リスクを軽減できるのがメリットです。

 

前歯を後ろに引っ込めやすい

 

矯正治療は装置がついているほうに歯が動きやすいという性質があります。裏側矯正は装置が歯の裏側につくことから、歯を後方に動かしやすいのが特徴です。この特徴がとくに有利に働くのが出っ歯(上顎前突)の治療で、裏側矯正は前にでている歯をスピーディーに後方へ動かすことができます。

 

舌のクセを改善できる(後戻りしにくい)

 

裏側矯正は装置が歯の裏側についていることから、「舌を前に突き出す」「前歯を舌で押す」といった舌のクセ(舌癖)が改善できます。このような舌のクセは矯正治療中に改善しておかないと、仮に治療で歯並びがキレイになっても、舌が歯を押し出す力によって歯並びが後戻りしてしまいます。裏側矯正はこのような後戻りの原因となる舌癖を治療と並行して改善できるのがメリットです。

 

矯正治療中にホワイトニングができる

 

従来のワイヤー矯正(表側矯正)は、治療前か治療後に装置を外してからでないとホワイトニングを行うことができません。しかし、裏側矯正は歯の表側に装置がないので、矯正治療と並行してホワイトニングを行うことができます。歯並びにあわせて歯を白くしたい場合、治療期間を短縮できるのがメリットです。

 

 

【前編】では裏側(舌側)矯正の概要やメリットを中心にご紹介しました。次回の【後編】では、裏側矯正のデメリットや治療の種類などを解説していきます。

歯に装置をつけるとき -前編-

2023年09月7日

こんにちは🌞

 

 

スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です^^

 

 

歯に矯正器具をつけるときに、

ご自身の天然歯ですと接着剤がよくつきます。

 

 

セラミックやジルコニア、金歯や銀歯などの被せ物、

インプラント部、プラスチックの詰め物の部分は

接着剤がつきにくいため、矯正装置が外れやすいのです。

 

 

被せ物や詰め物の歯に矯正装置をつけても

すぐに外れてしまっては歯が動きませんし、

治療も進みません。患者さんの治療の満足度も下がってしまいます。

 

 

その場合どうするか、

接着剤が付きやすく方法はいくつかあります。

 

 

〜前編〜

 

 

⚫︎装置をつける歯の被せ物や詰め物の表面を一部研磨する

 

被せ物や詰め物の表面は装置がつきにくいため、

一部表面を研磨し、歯面をツルツルな状態から

少しザラザラな状態にします。

そうすることで矯正装置が外れにくくなります。

 

 

⚫︎被せ物の表面に小さな穴を開けて接着剤を流し込み、物理的に引っかかりをつける

(患者さんと相談の上、ご了承いただけたら行います。)

 

こちらの場合ですが、保険の銀歯で行うことがほとんどです。

矯正装置を外すと、被せ物に穴が空いた状態になるため、

矯正治療が終わったら銀歯を同じ保険の銀座の物に作り直すか、

白い歯に作り直すこともできます。

(当院では補綴治療は行っていないため、

かかりつけの歯科医院に受診していただきます。)

 

それでも何度も外れてしまう場合は別の方法で装置をつけます。

 

 

次回後編としてお話しします♩

 

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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