アデノイド顔貌って知ってますか?【後編①】
2024年04月1日
こんにちは。スウェーデン矯正です。
昨日、ご紹介した「アデノイド顔貌」の後編です。
後編は、アデノイド顔貌の治し方をお伝えしようと思います。
3.アデノイド顔貌を治す方法
良くする方法は、大きく3種類あります。
・自力で治す方法
・歯列矯正で治す方法
・外科手術で治す方法
それぞれ詳しくご紹介しますね。
3-1.「自分」で治す方法
アデノイド顔貌を自分で治すのは大人だと難しいかもしれません。
子どもだったら、治せるかもしれません。
大人は成長が止まり、骨が固まっており、
子どもは成長段階で、骨がまだ軟らかいからです。
「MFT」と呼ばれる「口腔筋機能療法」と口呼吸を鼻呼吸に変えていく「あいうべ体操」という方法があり、
これらが子どものうちに「アデノイド顔貌」を治療する代表的な方法です。
簡単に説明しますと、
MFTは「飲む」「食べる」「喋る」「呼吸をする」際に、
舌や唇の位置を改善するトレーニングです。
これを行うことで、口周りの筋肉が鍛えられ、
アデノイド顔貌の原因である「口呼吸」が「鼻呼吸」に変わっていきます。
つづいて、
「あいうべ体操」についてですね。
あー、いー、うー、べーと口や舌を動かして(体操)、
自然と鼻呼吸にしていく体操です。
3-2.「歯列矯正」で治す方法
続いて、「歯列矯正」でアデノイド顔貌を治す方法ですが、
大人の方は骨の成長が止まっているので、トレーニングでは改善が見込めないため、
歯科医院や整形外科等の医療機関で治療して改善していく必要があります。
軽度から中度の「アデノイド顔貌」の場合、「歯列矯正」を行います。
「噛み合わせ不良」や「歯並び」が原因の場合は、歯列矯正が有効です。
症状によっては、「小臼歯」を抜くこともあります。
健康面や審美性から考えると、大きなメリットがあります。
後戻りを防ぐため「保定期間」も必要となってくるので、治療期間は長期になることを
お考えください。
読者の皆さん。
今回の【後編】で全ての説明を終える予定でしたが、
まだまだ話が長くなりそうです。
さらに、後編②として次回も「アデノイド顔貌」について説明します。
次回は、「外科手術」で治す方法について
お伝えします。
ご期待ください!