医院ブログ|スウェーデン矯正歯科

銀座一丁目駅 徒歩1

お問い合わせ03-3535-8711

キービジュアル

「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」のメリット・デメリットは?【後半】 銀座

2021年01月21日

今回は前回の話の続きをしたいと思います。

 

 

ワイヤー矯正とは?

 

ワイヤー矯正は、歯の表(又は裏)にブラケットとボタンを付けて、矯正していく方法です。

ワイヤー矯正の歴史は長く、科学的根拠がある王道の治療法です。

 

 

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正の最大のメリットは、マウスピース矯正よりも幅広い症例に対応していて、歯の移動量が多い治療も可能なところです。

細かい歯の動きをコントロールすることもできるので、よりきれいな歯並びにすることができますよ。

見た目が気になるという方も多いと思いますが、近年ではセラミックの目立ちにくいブラケットを使った矯正や、裏側矯正にすることで目立ちにくくする方法もあります。

 

ワイヤー矯正は、取り外さず24時間器具を装着しているので、つけ忘れることもなく、高い矯正力を保つことが可能です。

 

 

ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正のデメリットは、装着時の痛みや違和感が、マウスピース矯正に比べて強くなってしまうところです。

ワイヤー矯正で全体矯正をした場合、痛みで普段通りの食事がしにくくなることも多いようです。

また、器具をつけっぱなしのため、歯磨きなどをしても清潔な口腔状態を保つことが難しく、虫歯や歯周病になりやすいと言われています。

 

その他、矯正治療中に、万が一ワイヤーが外れてしまった場合は、頬や歯茎を傷つけてしまう恐れがあるため、緊急で歯科医に行き、調整をする必要が出てきます。

 

 

マウスピース矯正・ワイヤー矯正 かかる金額は?

歯列矯正にかかる金額は、顎変形症などの一部の治療を除くほとんどが、健康保険の適用外となっています。

そのため、各医療機関によって、治療費は異なります。

 

マウスピース矯正の方が、ワイヤー矯正より安く収まるという記事も目にしますが、マウスピース矯正は比較的軽めの症例を対象にしていることや、一部分だけを矯正したい人を対象にしているため、実際にはさほど金額差はないようです。

 

ただし、マウスピース矯正の中でも、薄く透明度が高い素材を使用し、装着感にこだわった「インビザライン」は、比較的価格が高くなります。

 

 

マウスピース矯正・ワイヤー矯正 治療期間は?

マウスピース矯正とワイヤー矯正にかかる治療期間は、大きく差はありません。

 

矯正治療期間の長さは、マウスピース矯正を選ぶか・ワイヤー矯正を選ぶかではなく、全体矯正をするか・部分矯正(前歯のみ)にするかで変わってきます。

 

 

まとめ

 

マウスピース矯正 ワイヤー矯正
見た目 目立ちにくい 表側矯正は目立つ
装着時の痛み・違和感 少ない 多い
取り外し 可能 不可
矯正力 低い 高い
適応症 軽度の症例に対応 全ての症例に対応
金額 差異なし(ただし歯並びの状態や、病院による)
矯正期間 差異なし(ただし全体矯正か部分矯正かによる)

 

 

いかがでしたでしょうか。

マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらもメリットとデメリットがあります。

自分の歯並びや、なりたい見た目などを総合して、治療法を決めましょう。

しっかりと検査を受けて、歯科医とよく相談してから治療を受けてくださいね。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話03-3535-8711

  • メール相談
  • web予約

住所〒104-0061
東京都中央区銀座1-5-14 銀座コスミオンビル2F (並木通り沿い)

このページの先頭に戻る