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マウスピース矯正の種類には何があるの?インビザライン、クリアコレクト等【前編】 銀座

2021年03月25日

マウスピースを使って歯を動かし、歯並びを矯正する“マウスピース矯正”。

透明なマウスピースでの矯正は目立ちにくく、取り外しも可能なので、人気がある矯正方法です。

しかし、マウスピース矯正と一言で言っても、多くの種類があることをご存じでしょうか。

 

シェアNo.1である「インビザライン」、No.2の「クリアコレクト」を筆頭に「アソアライナー」や「アクアシステム」、「イークライナー」、「スターアライン」など。

これ以外にもありますが、どのマウスピース矯正を選べばいいのか悩む人も多いようです。

今回はこれらのマウスピース矯正の種類について、それぞれ特徴を紹介するとともに、性能として優れているものはどれであるのかをご紹介いたします。

 

シェアNo.1の「インビザライン」

インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社から提供開始され、今では世界中で使用されているマウスピースです。

 

<治療の特徴>

インビザライン矯正では、治療前に1度だけ歯型を採取します。

その後、コンピュータで歯の移動の3Dシミュレーションを行い、そのシミュレーションに沿って、少し歯を動かした状態の“アライナー”と呼ばれるマウスピース型の装置を製作します。

製作したアライナーを1日20時間以上装着し、およそ1週間から10日後、また新たなアライナーへ交換します。

これを繰り返しながら、少しずつ歯の移動を促すというシステムが、インビザライン矯正です。

 

また、歯の表面にアタッチメントという白、または半透明の突起物を装着するのも、インビザライン矯正の特徴です。

このアタッチメントは、アライナーを装着した際にズレてしまうのを予防する役割と、歯を移動させる力を調整・補助してくれる役割を果たします。

 

<メリット>

歯型の採取は最初の1回のみで、治療終了までのアライナーを全て製作します。

また、通院も2~3カ月に1回と、他のマウスピース矯正と比べると少なめであることが、インビザライン矯正のメリットです。

忙しい人にも治療を始めやすいと言えるでしょう。

 

また、アタッチメントの形状や装着位置を歯列に合わせて変え、歯にかかる力を調整することで、複雑な歯並びも矯正が可能です。

 

<デメリット>

治療費は比較的高めです。

その他、アライナーは全てアメリカで作られるため、完成まで約1カ月かかります。

 

インビザラインに続くシェアNo.2「クリアコレクト」

クリアコレクトもアメリカで生まれたマウスピース矯正です。

日本では2019年から導入されたので、まだ認知度は高くありませんが、アメリカではインビザラインに続き、シェアNo.2を誇ります。

 

<治療の特徴>

クリアコレクトの製作方法は、ほぼインビザラインと変わりありません。

しかし、インビザラインと比べ、アライナーは大きく、歯茎にかかるくらいのサイズで作られます。

歯茎にかかることで、アライナー装着時の気になるズレが減るため、歯に装着するアタッチメントの数を減らせます。

 

<メリット>

アタッチメントの数が少ないため、目立ちにくく、口腔ケア等もしやすいでしょう。

また、インビザラインや他のアライナーと比べ、表面の光沢を抑えられているため、アライナー自体も目立たない工夫がされています。

 

費用面においても、インビザラインよりも比較的安価で始められます。

 

<デメリット>

日本にはまだ導入されて数年ということもあり、対応している歯科医院や症例が少ないのはデメリットと言えます。

これまでクリアコレクトでの症例が少ない歯並びや、複雑な歯並びの矯正は、インビザラインでの治療を勧められることもあるでしょう。

 

安心の日本製「アソアライナー」

アソアライナーは、韓国で開発された「クリアアライナー」を基に、日本で生まれたマウスピース矯正です。

 

<治療の特徴>

歯型の採取は2~3週間ごとに行います。

アソアライナー専用のプログラムを基に、厚さや硬さの異なるアライナーを技工士が手作業にて、3種類製作。

この3種類のアライナーを1~2週間ごとに交換していき、歯を少しずつ動かします。

1日の必要装着時間は17時間以上です。

 

<メリット>

アライナーは日本で製作できるので、約10日~2週間程度でできあがります。

矯正を早く始めたい人にとってはメリットと言えるでしょう。

何度も歯型を採り、その度、歯に合ったものを製作するので、途中で歯の動きが悪いなどのトラブルが起こった際に対応しやすいです。

複雑な分析や3Dシミュレーションなどがないため、比較的安価で始められます。

 

<デメリット>

インビザライン矯正のように、アソアライナーではアタッチメントの装着はしません。

そのため、歯にかかる力はインビザライン矯正よりも劣ります。

複雑な歯並び矯正においては、使用を勧められない場合もあります。

 

今回はここまで。

次回後編にて、「アクアシステム」や「イークライナー」、「スターアライン」などのマウスピース矯正の特徴紹介と、それぞれの性能を比較いたします。

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