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マウスピース矯正の種類には何があるの?インビザライン、クリアコレクト等【後編】 銀座

2021年03月26日

前回はマウスピース矯正の中でも、シェア率の高い「インビザライン」や「クリアコレクト」、「アソアライナー」について紹介しました。

これ以外にもいくつか種類があるので、主なものを紹介していきます。

 

ホワイトニングも同時に可能な「アクアシステム」

アクアシステムはアメリカで日本人の大学教授によって生み出された、マウスピース矯正装置です。

 

<治療の特徴>

4〜6週間ごとに歯型を採ります。

素材や硬さの違う”アクアフレーム”というアライナー(マウスピース)を2~3種類作り、それを装着して歯を動かしていきます。

1日20時間程度の装着が必要です。

 

歯列矯正治療と同時に、アクアシステムを使った歯のホワイトニングもできます。

 

<メリット>

費用が手軽であることや、同時にホワイトニングもできるので、手早く見た目を良くしたいという方にもおすすめです。

歯並び状態によっては、通院間隔を開けることもできるところも、メリットの1つでしょう。

 

<デメリット>

インビザラインやクリアコレクトと比べ、アタッチメント等がなく、歯を動かす力は劣るので、複雑な歯並び治療には不向きです。

歯の傾きを矯正したり、噛み合わせをよくしたりなどの全体矯正であれば、インビザライン等の方が向いています。

前歯を前後させるなど、部分矯正のための装置だと考えるのが良いでしょう。

 

インビザラインとアソアライナーの中間「イークライナー」

韓国の「クリアアライナー」が基本となり、製作方法を改善した装置が、イークライナーです。

 

<治療の特徴>

インビザラインのように3Dシミュレーションを行い、最初1回の歯型採取でアライナーを作成します。

しかし、アタッチメントはなく、アライナーのみでの矯正をします。

1日20時間程度の装着が必要です。

 

<メリット>

歯型採取は基本的に最初の1回のみなので、患者側の負担が少ないのがメリットです。

また、通院頻度も月に1回程度と、比較的少なめです。

 

<デメリット>

アタッチメントはないので、複雑な歯並びの矯正には向いていないことがあります。

軽度から中度の歯並び矯正向きです。

 

手軽に部分矯正が可能な「スターアライン」

スターアラインは、ドイツで開発されたマウスピース矯正装置です。

日本には2013年に導入され、今は日本で作られています。

 

<治療の特徴>

歯型を3Dスキャンし、デジタル画像を基にアライナーを製作します。

1~2週間ごとにアライナーを交換し、歯を動かしていきます。

通院間隔は3週間〜6週間に1回程度。

1日の装着時間は18時間以上必要です。

 

<メリット>

価格も安価に設定されていることが多いため、手軽に矯正が可能です。

気になる部分だけ、など部分矯正もしやすいのはメリットと言えるでしょう。

 

また、インビザラインと比べ、歯の移動スピードは速めなので、早く治療を終えたい人に向いています。

 

<デメリット>

部分矯正には向いていますが、複雑な歯並び矯正には向いていません。

また、通院頻度はインビザラインと比べると多めです。

 

性能がいいのは、やはり「インビザライン」

ここまで、

・インビザライン

・クリアコレクト

・アソアライナー

・アクアシステム

・イークライナー

・スターアライン

の6つのマウスピース矯正について、特徴やメリットデメリットを紹介してきました。

 

それぞれ良いところはありますが、その中でもやはり性能が良いのは、「インビザライン」です。

 

<世界中に多くの臨床データが存在する>

インビザラインは日本はもちろん、世界中の340万人以上の臨床データがあります。

過去の様々な臨床データを基に、医師が患者の状態に合わせて治療計画を立てるため、治療の再現性が高いのがインビザラインの一番の良さと言えるでしょう。

 

<高度なシミュレーションで正確性も十分>

インビザライン矯正では治療前に採取した歯型を基に、3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の最先端技術を駆使しながら、歯1本1本の動きを細かくシミュレーションが可能です。

シミュレーションデータは、アメリカのインビザラインを製造しているエンジニアに共有され、細かい修正作業や打ち合わせが行われます。

 

他のマウスピース矯正の中には技工士による手作業で作られるものもありますが、手作業であればどうしても治療にばらつきが起こりやすいです。

しかし、インビザラインの場合は精密なデータに基づき、工場で製作されるため、正確性の面でも十分な、患者1人1人の治療計画にあったアライナーができあがります。

 

<痛みが少なく、患者の負担も少ない>

インビザライン矯正では1つのアライナーで動かす距離は0.25mmまでと決められています。

他のマウスピース矯正では、それ以上に動かすものもありますが、動かす距離が大きいと痛みを感じることも。

 

また、歯型の採取は最初の1回のみですし、通院回数も少なめです。

患者の負担軽減も考えた矯正治療方法と言えます。

 

まとめ

前編、後編続けて、マウスピース矯正の種類についてまとめました。

それぞれに特徴があり、歯並びの状態や医師の考え、患者の希望によって、どのマウスピース矯正が向いているかは変わりますが、性能的にはやはり世界中で使用されているインビザラインが優れていると言えるでしょう。

多様な歯列矯正に対応でき、過去の臨床データも多いため、正確で再現性の高い治療が可能です。

マウスピース矯正を行う際の参考にしてみてください。

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