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口呼吸が矯正治療に与える悪影響と改善方法【前編】

2026年02月12日

こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。

寒く、乾燥する季節になりましたね。

肌がカサカサしてしまうという方も多い季節ですが、口の中は乾いていませんか?

 

特に矯正治療中は、

「歯並びは順調と言われているのに、なぜか口の中が乾く」

「口が開いていることを指摘された」

という経験がある方は少なくありません。

 

その中には、矯正する前から口呼吸だったという方もいれば、矯正してから口呼吸になったという方、両方います。

しかし、口呼吸が矯正治療中に続くと、歯並び・噛み合わせ・後戻りリスクなど、治療そのものに悪影響を及ぼす可能性があるのです。

今回は、矯正中の人が口呼吸によって受ける矯正への悪影響と、治療をスムーズに進めるための口呼吸の改善方法について、紹介していきます。

 

矯正中に口呼吸が問題になる理由

矯正治療は装置の力だけで歯を動かしているように見えますが、実際には口の中の筋肉や環境も大きく関係しています。

そのため、口の中の環境によっては、矯正治療に悪影響を与えてしまう可能性があるのです。

 

◼️矯正治療は「口の中の環境」に大きく左右される

矯正治療では、歯に持続的な力をかけて少しずつ位置を変えていきます。

このとき、歯の周囲にある唇・頬・舌の筋肉が、歯にどのような力をかけているかが重要になります。

 

本来、口を閉じて鼻呼吸ができている状態では、これらの筋肉の力が安定し、矯正力を邪魔しにくくなります。

しかし口呼吸が続くと、筋肉のバランスが崩れ、歯の移動に影響が出やすくなります。

 

◼️矯正中は口呼吸になりやすい

矯正中は、装置の違和感や歯の移動による不快感から、無意識に口が開きやすくなることがあります。

その結果、矯正前は口呼吸でなかった人でも、治療中に口呼吸が定着してしまうケースがあります。

 

口呼吸が矯正治療に与える悪影響

口呼吸が続くと、見た目だけでなく、矯正治療そのものにさまざまな影響が出ることがあります。

具体的にどのような影響があるのでしょうか。

 

◼️歯が計画通りに動きにくくなることがある

まず、矯正治療が計画通りに動きにくくなることがあります。

その理由は、口呼吸では舌の位置が下がりやすく、歯を内側から支える力が弱くなるからです。

結果として、矯正装置でかけている力と筋肉の力がうまく噛み合わず、歯が想定通りに動かないことがあります。

 

◼️出っ歯・前歯の突出が助長されるリスクがある

口呼吸が習慣化すると、前歯を内側から押さえる舌の力が不足し、前歯が外へ出やすくなります。

とくに前歯を下げる治療や非抜歯矯正では、口呼吸が治療結果に影響しやすくなります。

 

◼️矯正後の後戻りにつながりやすい

矯正が終わった後も口呼吸が続くと、筋肉の圧によって歯が元の位置へ戻ろうとする力が働きやすくなります。

そのため、保定をしていても後戻りのリスクが高まることがあります。

 

◼️口腔内の乾燥がトラブルを増やすことも

口呼吸による乾燥は、虫歯や歯肉炎のリスクを高めます。

また、口臭の発生にもつながります。

矯正中に虫歯などのトラブルが起きると、治療の一時中断や計画変更をせざるを得ないこともあります。

 

口呼吸になってしまう原因

口呼吸になる原因は何なのでしょうか。

矯正中だからこその原因や、生活習慣、癖などが影響していると考えられます。

 

◼️無意識の癖として定着しているケース

多くの場合、口呼吸は自分では気づきにくい癖です。

日中は問題なくても、集中時や就寝中に口が開いていることがあります。

 

◼️矯正装置による違和感・口の開きやすさがあるケース

矯正装置の存在感によって、口を閉じにくく感じることがあります。

この状態が続くと、一時的な口呼吸が癖になってしまうことがあります。

 

◼️口周りの筋肉が弱いケース

口の周りの筋肉の衰えも、口呼吸になる原因の1つです。

口輪筋(こうりんきん)と呼ばれる口周辺の筋肉や、舌筋が弱くなると口をしっかり閉じにくくなり、無意識のうちに口呼吸になりやすくなります。

本来、舌は上あごに自然と触れている位置が理想ですが、舌筋が衰えると舌が下がり、口が開きやすくなります。

子どもの頃の口を開けたままの癖が改善されないまま成長すると、大人になっても口呼吸が続く原因になることがあります。

 

◼️出っ歯や受け口のケース

出っ歯や受け口である場合、口が閉じにくく、口呼吸になってしまうことがあります。

矯正で出っ歯や受け口を改善できれば、口呼吸することが減ることもありますが、口呼吸が癖になってしまっている場合は改善が難しいこともあります。

 

◼️鼻づまりなどの影響

鼻づまりがあり、鼻で呼吸がしづらい場合、口呼吸へ移行することがあります。

鼻詰まりが長引くと、いつの間にか口呼吸が定着してしまうことも。

 

今日はここまでにします。

次回は、矯正中の口呼吸の改善の仕方について紹介していきます。

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