矯正中におすすめの口腔ケアグッズ【後編】
2026年01月20日
こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。
前回、矯正中の口腔ケアの難しさについてお話ししました。
どうしてもワイヤー矯正では固定の器具が入るために磨きにくくなる場所ができますし、マウスピース矯正でも磨き残しが少しでもあるとマウスピースで密閉された状態になってしまうということがあります。
そこで今回は、矯正中におすすめの口腔ケアグッズや磨き方のポイントを紹介していきます。
矯正中の歯磨きを楽にする2つのポイント

矯正中の歯磨きを楽にするためには、次の2点がとても重要です。
・磨きにくい場所を把握すること
・その場所に合った道具を使い分けること
具体的なおすすめの口腔ケアグッズを紹介します。
矯正治療中におすすめの歯ブラシ

矯正中におすすめの歯ブラシは以下のようなものです。
矯正用歯ブラシ(山型カット)
中央の毛束が山型になっており、ブラケットやワイヤーの周囲にフィットしやすいのが特徴です。
歯ブラシを斜めに当てることで、装置の隙間にも毛先が届きやすくなります。
2列型歯ブラシ
歯と歯が重なっている矯正中段階でも、自然な角度で磨きやすい設計になった歯ブラシです。
装置周りをピンポイントで磨きたい方に向いています。
U字型歯ブラシ
中央の毛が短く、外側の毛が長いため、矯正装置に過度な力をかけずに磨けます。
装置への負担が気になる方におすすめです。
矯正中に欠かせない補助用具

特に矯正中は歯ブラシだけでなく、さまざまな補助用具を使い分けながらケアするのがおすすめです。
タフトブラシ
毛束が1つだけの小さなブラシで、ブラケットの周囲や歯と歯ぐきの境目など、細かい部分のブラッシングに非常に効果的です。
通常の歯ブラシの後にタフトブラシを使うことで、磨き残しを大幅に減らすことができます。
歯間ブラシ
歯と歯の間が比較的広い場合や、ワイヤー下のブラッシングに適しています。
サイズ選びが重要なので、歯科医院で相談すると安心です。
デンタルフロス
歯間の汚れ除去には欠かせないアイテムです。
矯正中は専用のフロスホルダーを使うと、ワイヤー下にも通しやすくなります。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正それぞれのケア注意点

口腔ケアをする際には、ワイヤー矯正かマウスピース矯正かによって、注意するポイントが異なります。
それぞれの特徴に合わせて磨き方に対応しましょう。
ワイヤー矯正の場合
・ブラケット周囲の凹凸に汚れが溜まりやすい
・歯間ブラッシングに時間がかかる
・強く磨くと装置が外れるリスクがある
タフトブラシや歯間ブラシを併用し、力を入れすぎないブラッシングが重要です。
マウスピース矯正の場合
・歯磨きせずに装着すると細菌が繁殖しやすい
・マウスピース自体の洗浄不足で臭いや着色が起こる
「歯を磨いてから装着する」を徹底し、マウスピースの洗浄も毎日の習慣にしましょう。
歯ブラシやケアグッズの交換時期

矯正用歯ブラシやタフトブラシは、2〜4週間を目安に交換するのが理想的とされています。
矯正装置の周りを磨く機会が多い分、通常よりもブラシの毛先は早く傷みやすくなります。
毛先が開いたブラシでは、見た目は磨けているようでも、プラークをかき取る力が大きく低下してしまいます。
その結果、磨き残しが増え、むし歯や歯ぐきの炎症につながる可能性があります。
特にタフトブラシは、細かい部分を集中的に磨くため負荷がかかりやすく、劣化に気づきにくいのが特徴です。
毛先が広がってきた、コシがなくなったと感じたら、交換時期と考えましょう。
まとめ:少しの工夫で変わる矯正中の歯磨き

矯正治療中の歯磨きは、「いつもより大変」ではありますが、正しい道具選びと使い分けによって、負担を減らすことができます。
むし歯や歯周病を防ぐことは、矯正治療をスムーズに進め、きれいな仕上がりを守るために欠かせません。
毎日のケアを少し工夫するだけで、矯正期間をより安心・快適に過ごすことができるので、矯正中は今回ご紹介したことを意識し、ブラッシングしてみてください。






