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大変!矯正装置が外れた/壊れた時の応急処置法【前編】

2024年12月6日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

 

気づけばもう12月。あっという間に年末に向かっていますね。

 

さて、今日は矯正装置が外れた/壊れた時の対処法についてご紹介しようと思います。

 

矯正装置を正しく装着しなければ、治療期間が長引いたり、満足できる治療成果が得られない、といったリスクがあります。

 

ワイヤー矯正の場合とマウスピース矯正の場合、それぞれについてご紹介します。

 

今回は【前編】としてワイヤー矯正の場合についてご説明します。

 

 

■ワイヤー矯正装置が外れる/壊れる原因

矯正装置、特にワイヤー矯正装置は次のような原因で壊れることが多いです。

 

1、食事中の不注意

アーモンドなどの硬い食べ物や、キャラメルなどの粘着性の高い食べ物を噛んだ時にブラケットが外れたりワイヤーが曲がったりすることがあります。

 

2、外的要因

スポーツ中や転倒した際に装置に強い衝撃が加わり、ワイヤーやブラケットが破損することがあります。

 

3、不適切な扱い

装置の調整を無理に行ったり指や舌でいじることで破損するケースもあります。

 

4、装置の経年劣化

長期間使用していると、接着剤の劣化装置自体の耐久性の問題で破損することがあります。

 

■矯正装置が外れた/壊れた時の応急処置

【1、アーチワイヤーの場合】

 

アーチワイヤーは、歯列全体の形状を決定する「アーチ状」のワイヤーで、歯を理想の位置に移動させるために使用します。

 

アーチワイヤーが外れてしまった場合は、元の位置に戻せそうであれば、元に戻した上で歯科医院を受診してください。

 

元の位置に戻せない場合は、矯正用のワックスを使用してワイヤーをブラケットに固定します。

 

矯正用のワックスを持っていない場合は、外れたワイヤー部分を爪切りやニッパーなどを使って折り曲げ、お口の中が傷つかないようにします。

 

ワックスが手元にない場合、清潔なガーゼやティッシュで保護しましょう。

 

【2、リガチャ―ワイヤーが外れた場合】

 

リガチャーワイヤーは、アーチワイヤーがブラケットから外れないように、ワイヤーを縛る(結ぶ)役割をするワイヤーです。

 

リガチャーワイヤーは通常、先端がアーチワイヤーの内側に収められているので、外れてしまった場合は、つまようじ割りばしなどでアーチワイヤーの内側に押し込みましょう。

 

しかし、ブラケットに強い力が加わったり、歯磨きの際などに外側へ飛び出してしまうこともあります。

 

これは珍しいことではありませんので、慌てずに対応し、早めに歯科医院で処置を受けましょう。

 

●まとめ

 

ワイヤー矯正中に装置が壊れてしまった場合、適切な応急処置と早めの歯科医への相談が大切です。装置が壊れると治療が遅れるだけでなく、口内トラブルの原因にもなりかねません。

 

また、壊れる原因を理解し、予防策を講じることで、安心して矯正治療を進めることができます。

 

矯正中の生活を快適にするために、この記事でご紹介したポイントを意識していただけると嬉しいです!

 

さて、次回は【後編】としてマウスピース矯正装置が壊れた時の対処法についてお伝えします。

 

それでは、次の更新もお楽しみに!

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