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「裏側矯正(舌側矯正)」の価格の相場はどのくらい?【後編】 銀座

2021年10月22日

前回は裏側矯正にかかる費用の相場について、矯正の範囲ごとに紹介しました。

また、表側矯正やマウスピース矯正との費用の相場を比較しましたが、裏側矯正はその他の矯正方法と比べ、割高であることが分かりましたね。

裏側矯正はなぜ費用が多くかかってしまうのでしょうか

今回は裏側矯正にかかる費用が高くなってしまう理由についてご紹介します。

 

裏側矯正(舌側矯正)の費用が高い理由

裏側矯正にかかる価格が他の矯正方法よりも価格が高くなりやすい理由はなんでしょうか。

 

【裏側矯正の価格が高めの理由1.矯正装置がオーダーメイドになりやすい】

矯正装置を装着する歯の裏側は、表側と比べてデコボコが大きくあります。

また、形も複雑で、人によって異なります。

そのため、表側矯正で使用するブラケットを裏側にそのままつけるということが難しい場合が多いです。

結果、患者一人一人の歯の裏側の状態に合わせた、オーダーメイドの矯正装置を作製する必要が出てきます。

 

表側矯正であれば、既成の装置の中から大きさ等が合うものを合わせればよい場合も多いですが、裏側矯正の場合は既成のものが使えないことが多いです。

新たに一から装置を作製する必要があるのです。

 

【裏側矯正の価格が高めの理由2.手間と時間がかかりやすい】

装置をオーダーメイドで作製する必要があるため、歯型をとってから矯正装置が完成するまでに手間と時間がかかります。

このように表側治療と比べて手間がかかる点や、すぐに治療開始とならないのも、治療費用が多くかかってしまう理由の1つです。

 

【裏側矯正の価格が高めの理由3.高度な技術も必要】

歯の裏側は表側と比べてどうしても歯の状態が見にくいということも、治療費用に関係します。

また、表側よりも矯正治療を行った際に、歯がどのように動くのかを予想しづらいというものもあります。

ワイヤーの細かい調整など医師の技術力も必要とされる治療であるため、その分治療費が高くなりやすいのです。

 

保険適用になるケース

矯正治療自体が保険適用になる場合は次のようなケースがあります。

・唇顎口蓋裂や小舌症、骨形成不全症など「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常

・前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常

・顎変形症

上記のケースであると歯科医師に診断され、これらを治療するために矯正治療を受ける場合のみ、保険適用(自己負担3割)となります。

 

しかし、これらの診断を受けた上での矯正治療だったとしても、裏側矯正を行った場合は保険適用にはなりません

なぜなら保険適用になるケースは、あくまで疾患状態からの回復を目的としたものです。

裏側矯正だけでなくマウスピース矯正の「目立たない矯正」の場合は、機能の回復を目的とした矯正治療から外れるとみなされ、保険適用外となります。

 

まとめ

裏側矯正は装置が目立ちにくく、虫歯になりにくいなどのメリットはありますが、装置はオーダーメイドになりやすいこと、治療には高度が技術が必要であるなどの理由から価格が高めに設定されていることが多いです。

また、治療には保険は適用されません。

しかし、価格面だけを見るのではなく、裏側矯正のメリットや治療内容を総合的に考慮しながら、自分に合った最適な治療を選んでいきましょう。

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