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治療中に欠かせない!装置のケア方法【前編】

2024年11月11日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

前回のブログでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正、それぞれの装置の耐久性についてお伝えしました。

今回は、実践編として、2つの装置のケア方法や

使い続けるために意識していただきたいことをお話しようと思います。

治療中の方はもちろん、治療を検討されている方も必見の内容となっておりますので、

ぜひ、最後までご覧ください!

 

意外と知られていない?矯正治療中の装置のケアについて

毎日使用する矯正装置のケアは治療を成功させる上で非常に重要です。

今回は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正それぞれの装置におけるケアについてお伝えします

矯正装置には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正がありますが、

今日は「ワイヤー矯正装置」に特化してお話させていただきます。

 

● ワイヤー矯正装置のケアについて

 

ワイヤー矯正では、歯にブラケットを接着し、それをワイヤーで繋いで歯を動かします。

そのため、治療中は清掃が難しくなる場面も増えてしまいます。

例えば、ワイヤー矯正の場合、次のような場合、装置のケアが難しいと言えるでしょう。

 

■ブラケットの周りに汚れた蓄積しやすい

ブラケットやワイヤーが歯の表面を覆っているため、

食べ物が器具に引っかかりやすくなります。

特に、ブラケットの周囲やワイヤーの間に汚れがたまりやすく、

通常の歯ブラシだけでは清掃が難しくなります。

 

■ワイヤーの不具合や破損リスク

硬い食べ物や粘り気のある食べ物を食べることでワイヤーが曲がったり

ブラケットが外れたりすることがあります。

器具の破損は治療スケジュールに影響を及ぼすため、慎重に扱う必要があります。

 

■口内の違和感・傷

器具が唇や頬の内側に当たり、口内炎や小さな傷ができやすくなります。

これも日々のケアや保護が必要な部分です。

 

●対策とケア方法

 

■フロスの活用

ブラケット周りや歯と歯の間の清掃には、

細かな部分まで届くインターデンタルブラシやデンタルフロスを使いましょう。

特にフッ素配合の歯磨き粉を使うと、虫歯予防に役立ちます。

 

■食事を柔らかい食べ物を中心に

硬い食べ物や粘り気のあるものは器具を傷める可能性があるため、

できる限り控え、柔らかい食べ物を選ぶようにしましょう。

 

■保護ワックスの使用

ブラケットやワイヤーが頬や唇の内側に当たって不快な場合は、

保護ワックスを装着部分に貼り付けると、口内の傷を防ぎ、快適に過ごせます。

 

いかがでしょうか。ワイヤー矯正装置は、取り外しができないため、

歯磨きのしづらさや食事に制限など、不便さを感じる場面が多いかもしれません。

しかし、歯みがきグッズや食事を少し工夫するだけで、装置を安全に使用することができます。

装置の故障や不備は、治療精度や期間にも大きく関わってきますので、

気になることがあればすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします!

 

さて、次回は「マウスピース型矯正装置」のケア」方法についてご説明します。

それでは次の更新をお楽しみに…!

 

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