治療中に欠かせない!装置のケア方法【後編】
2024年11月19日
こんにちは!スウェーデンスウェーデン矯正歯科です。
さて、本日は治療中に欠かせない!装置のケア方法の【後編】をお届けします!
今回はマウスピース型矯正装置のケア方法についてお伝えします。
●マウスピース型矯正装置のケアについて
マウスピース型矯正装置は、ワイヤー矯正装置とは異なり、自分で装置の取り外しが可能です。
そのため、日頃のケアもワイヤー矯正装置に比べると簡単で患者さんの負担も少ないと言えます。
しかし、そんなマウスピース型矯正装置のケアにも注意点があります。
具体的には次の通りです。
■マウスピース内を清潔に保つのが難しい
マウスピース内に食べかすや唾液が溜まると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭や虫歯の原因となります。
食後にしっかり歯磨きしてから装着しないと、アライナーが不衛生になりやすいです。
■経年劣化や着色しやすい
マウスピースは透明で目立たないメリットがある一方で、コーヒーや紅茶などの色素が付着しやすく、着色が進むと目立ってしまいます。
また、プラスチック製ですので、ワイヤー矯正装置よりも劣化しやすいという特長もあります。
●対策とケア方法
■マウスピース専用の洗浄剤を使用する
マウスピースは専用の洗浄剤やぬるま湯で毎日清掃しましょう。
また、ブラシで優しく磨くことで清潔な状態を保つことができます。
■食後の歯磨きの徹底
マウスピース型矯正装置は歯に装着して使用するため、磨き残しがあると装置にも影響が及びます。
例えば、磨きをしないことで、マウスピース自体に歯垢や汚れが付着し、汚れや黄ばみ、
口臭の原因になるリスクが高くなります。
また、虫歯や歯周病菌の増殖にもつながりますので、治療中は適切なケアを心掛けてください。
■食事の工夫
コーヒーや紅茶を飲む際は、アライナーを外すか、色素が付着しにくい水や透明な飲み物を選ぶと良いでしょう。
また、冷水ですすぐだけでも効果があります。
■電動歯ブラシの活用
通常の歯磨きよりも効果的に汚れを落とすことができます。
■ウォーターフロスの活用
水の勢いで汚れを吹き飛ばし、ワイヤーの隙間やマウスピースの内側まで清潔に保てます。
■抗菌性のあるマウスリンス
口腔内の清潔を保ち、口臭対策にも役立ちます。
マウスピース型矯正装置は取り外しができるため、ワイヤー矯正矯装置よりもケアがしやすいという特長があります。
しかし、日頃のケアを怠ってしまうと、細菌がマウスピースに付着したり、着色が気になるリスクがあるため、注意が必要です。
マウスピースそのものを清潔に保つことはもちろんですが、お口の中も同様にしっかりケアすることが大切ですので、気になることがあればすぐに主治医の先生や歯科衛生士に相談してみてくださいね。
それでは、次の更新もお楽しみに・・・!!