ミューイングで歯並びを変えよう!正しい舌の位置がもたらす影響【前半】
2025年03月27日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
だんだんと暖かくなり、桜の開花が楽しみな季節になりましたね。
さて、本日はある「トレーニング」についてお伝えしようと思います。
突然ですが、「ミューイング」という言葉を聞いたことはありますか?
ミューイングとは舌の正しい位置を意識することで、顎や顔の発達を促すと言われているトレーニング法です。
このミューイングを繰り返すことで、歯並びに良い影響があると言われることがあります。
今回は、ミューイングが歯並びに与える影響について紹介します。
ミューイングとは?

ミューイングとは、舌を正しい位置に配置することで、口腔機能を改善し、顎や顔の骨格の発達を助けるトレーニング方法のことです。
この方法は、イギリスの矯正歯科医であるジョン・ミュー博士によって提唱され、世界中で注目を集めるようになりました。
ミュー博士は、舌の位置が顔の発達や歯並びに大きな影響を与えると考え、ミューイングを通じて正しい口腔習慣を身につけることの重要性を説いています。
【ミューイングのメリット】
ミューイングを習慣化することで、以下のようなメリットが期待できます。
1.歯並びの維持・改善のサポート
舌を正しい位置に置くことで、歯にかかる圧力が均等になり、歯並びが悪化しにくくなると言われています。
成長期の子どもでは、顎の発達を助けることで、自然に歯並びが整う可能性があります。
2.顎や顔のバランスが整う
舌の位置を意識することで、正しい噛み合わせを維持しやすくなり、顔の歪みが軽減される可能性があります。
顎の発達が適切に促されることで、スッキリとしたフェイスラインも期待できます。
3.口呼吸の改善
舌を正しく上顎につけることで、自然と口が閉じやすくなり、鼻呼吸の習慣がつきます。
口呼吸が減ることで、ドライマウスや虫歯・歯周病のリスクが軽減されます。
4.いびき・睡眠の質向上
舌の正しい位置を意識することで、気道が確保されやすくなり、いびきを軽減できる可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群の予防につながることも期待されています。
5.発音の改善
舌の位置が安定することで、サ行やタ行などの発音がクリアになり、話しやすくなることがあります。
舌足らずな話し方の改善が期待できると言われています。
6.嚥下(飲み込む動作)がスムーズになる
正しい舌の使い方を習得することで、食べ物を飲み込む動作がスムーズになることも期待されています。
誤嚥(食べ物が気管に入ること)のリスクを減らせる可能性があります。
7.姿勢の改善
正しい舌の位置を保つことで、頭の位置が適切になり、猫背の改善につながります。
姿勢が整うことで、肩こりや首のこりの軽減が期待できます。
舌の位置が原因で起こる歯並びの乱れ

舌の位置が悪いと、歯や顎に適切な力が加わらず、歯並びが乱れる原因になることがあります。
特に、舌を正しい位置に置く習慣がないと、成長期の子どもだけでなく、大人でも歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。
舌の癖が長期間続くと、以下のような不正咬合(ふせいこうごう)が引き起こされる可能性があります。
すきっ歯(空隙歯列)
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間ができる状態を指します。
舌を突き出す癖が原因となることが多く、長期間続くと歯並びが乱れやすくなります。
出っ歯(上顎前突)
出っ歯とは、上の前歯が通常よりも前方に突出している状態を指します。
舌の押し出しなどが影響して発生することがあります。
出っ歯の状態が進行すると、口が閉じにくくなったり、発音に影響を及ぼしたりすることもあります。
開咬(かいこう)
開咬とは、上下の歯を噛み合わせた際に、前歯の間に隙間ができる状態を指します。
舌を前に出す癖が原因となりやすく、長期間この癖が続くと、歯並びだけでなく、顎の発達にも影響を与えることがあります。
ミューイングと歯並びの関係

以上のように、舌の位置が正しくないと、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。
また、舌が下顎に落ち込んだ状態が続くと、顎の発達にも影響が出やすいです。
こうした舌の癖を改善し、歯並びの維持につながる可能性があるのが、「ミューイング」と呼ばれるトレーニングです。
次回はこのミューイングの具体的なトレーニング方法や、歯並びの改善に役立つ習慣について詳しくご紹介します。






