ミューイングで歯並びを変えよう!正しい舌の位置がもたらす影響【後半】
2025年03月31日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
前回、ミューイングとは何か、また舌の位置が歯並びに与える影響についてお話ししました。
今回は、より具体的にミューイングというトレーニング方法について詳しく紹介していきます。
正しいやり方をしっかり理解し、日常生活に取り入れることが重要です。
ミューイングの具体的な方法

ミューイングの具体的なやり方について紹介します。
舌の位置を上顎に
まず舌を上顎(口蓋)にしっかりと押し上げます。
舌全体が上顎に密着するようにし、特に舌の先端は上顎の前部分に軽く触れるように意識します。
目安としては、上の前歯の根元より少し後ろあたりに舌先を固定するとよいでしょう。
このとき、舌全体が上顎にぴったりと収まり、持ち上げられている状態が理想的です。
ポイント①正しい姿勢で行う
また、ミューイングの効果を最大限に引き出すためには、正しい姿勢を保つことも重要になります。
背筋をまっすぐ伸ばし、肩を後ろに引いて胸を開くように意識します。
さらに、首をまっすぐにして顎を軽く引き、頭が前のめりにならないように注意しましょう。
壁に背中をつけた状態で行うと、正しい姿勢を維持しやすくなります。
ポイント②リラックスして行う
ミューイングを行う際は、口を軽く閉じた状態を維持し、歯を強く噛みしめないようにします。
リラックスした状態で自然に口を閉じ、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識することが大切です。
ミューイングを継続的に実践することで、舌の位置が正しく固定され、歯並びや口腔機能の向上が期待できます。
ミューイングだけで歯並びは治る?

ミューイングはあくまで舌のトレーニングであり、歯並びを直接矯正するものではありません。
成長期の子どもであれば、舌の正しい位置が顎の発達を助け、歯列の自然な並びを促す可能性があります。
しかし、すでに歯並びが乱れている場合や、骨格に問題がある場合は、矯正治療が必要になることがほとんどです。
大人の場合、顎の骨がすでに成長しきっているため、ミューイングだけで大きな変化を期待するのは難しいでしょう。
歯並びを整えるための矯正治療の選択肢

ミューイングだけでは歯並びが完全に改善しない場合、以下のような矯正治療の選択肢を検討しましょう。
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正
- 外科的矯正
また、日常生活の中で口腔習慣を改善することも重要です。
例えば、頬杖をつく癖や、口呼吸をしてしまう習慣を意識的に減らすことで、矯正治療の効果をより高めることができます。
矯正治療の注意点
矯正治療には多くのメリットがありますが、治療を検討する際には以下の点に注意が必要です。
・痛みや違和感
矯正装置をつけると、数日は歯や顎に痛みや違和感があることがあります。
多くの場合、数日で慣れます。
・虫歯・歯周病のリスク
矯正装置があると歯磨きがしにくくなり、汚れが残りやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診が重要です。
・歯根吸収・歯肉退縮の可能性
歯を動かすことで、歯根の吸収や歯肉の退縮が起こる場合があります。
多くは問題になりませんが、進行すると歯の健康に影響を与えることもあります。
・費用が高額になりやすい
矯正治療は基本的に自費診療。
公的医療保険の適用外のため、費用が多くかかります。
・治療期間が長い
矯正の種類や歯の状態によりますが、全体矯正の場合、1~3年程度の期間が必要です。
治療後も歯並びの維持のため、保定期間が設けられます。
矯正治療を検討する際は、これらのリスクや費用、期間などを十分に理解し、信頼できる歯科医と相談することが大切です。
まとめ

ミューイングは、舌の正しい位置を意識することで、歯並びの維持や口腔機能の向上に役立つ可能性があります。
舌を適切な位置に置くことによって、口の周りの筋肉が正しく機能し、歯や顎への負担を軽減することができるからです。
一方で、すでに歯並びが乱れている場合や、骨格に問題がある場合には、ミューイングだけで改善するのは難しいのが現実です。
矯正治療も含め、自分にとって最適な方法を見つけ、美しい歯並びと健康的な口腔環境を目指していきましょう。






