なぜ今、40代以降で矯正治療を始める人が増えているのか?【前編】
2025年05月2日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
さて、新年度が始まり早1ヶ月。
新しい生活にも慣れ、少しゆとりが出始める
このタイミングで、「歯列矯正をしてみたいけれど、もう年齢的に遅いのでは…?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
かつて「歯列矯正は子どもや10代のうちに行うもの」というイメージが一般的でした。
しかし、近年では40代、50代、さらには60代以降であっても矯正治療を始める人が増えてきています。
「今さら矯正なんて…」「もう遅いのでは?」と不安に感じる方も多いかもしれませんが、実際には年齢に関係なく矯正治療を受けることは可能です。
本記事では、40代以降で矯正を検討する人が増えている背景や、治療のメリット・注意点について詳しく解説します。
40代以降で矯正治療を始める人が増えている理由

最近は、子どもや若い人たちだけでなく、40代以降で歯列矯正を検討する人が増えています。
その理由はなんなのでしょうか?
1.審美意識の高まりとセルフケア志向の変化
近年、美容や健康に対する意識が年齢を問わず高まってきています。
歯並びが顔全体の印象に大きく影響することから、「見た目を良くしたい」という思いで矯正治療を始める中高年の方が増加中です。
特に、SNSの流行などがきっかけで、写真や動画で自分の顔を見る機会が増えたことから、歯並びの重要性に気づく人が多くなっています。
また、「一生自分の歯で食べたい」「口元を健康に保ちたい」という健康意識も理由の1つと言えるでしょう。
歯列矯正は見た目だけでなく、虫歯や歯周病の予防、噛み合わせの改善にもつながります。
その結果、今からでも歯列矯正をしてみたいと思う方が増えています。
2.矯正装置の進化と選択肢の多様化
従来の矯正治療といえば、銀色のワイヤーやブラケットが目立つものが主流でした。
しかし、現在では目立ちにくい「マウスピース矯正」や「舌側矯正(裏側矯正)」といった選択肢が登場し、主流になりつつあります。
仕事で人前に立つ機会が多いなど、見た目を気にする人にとって、矯正中の見た目は大きな問題でした。
しかし、こうした目立たない矯正方法により、これまで矯正をあきらめていた方にとって、矯正を始めやすくなっていると言えます。
3.ライフスタイルの変化と経済的な余裕
40代以降は、子育てが一段落したり、仕事や収入が安定してきたりする時期でもあります。
これまで家族や子どもを優先していた方が、「今度は自分のために時間やお金を使いたい」と考えるようになるのも自然な流れです。
その中で「自分自身のケア」として矯正治療を検討するケースが増えています。
矯正治療は数十万円以上かかる場合もあるため、ある程度の経済的な余裕が必要ですが、40代以降はその条件を満たしやすくなる時期です。
また、近年テレワークやフレックスタイム制の導入が進んだことで、定期的な通院もしやすくなりました。
従来であれば時間の調整が難しかったビジネスパーソンも、柔軟な働き方ができるようになったことで、矯正治療に踏み出すハードルが下がっています。
こうしたライフスタイルや価値観の変化も、大人の矯正治療が増えている大きな要因のひとつです。
40代以降に選ばれる主な矯正治療の種類

40代以降で矯正治療を始める方の多くは、「目立たない矯正」を重視しています。
仕事や人付き合いの中で、装置の見た目に配慮したいというニーズが高まっているためです。
ここでは、特に人気のある3つの矯正法をご紹介します。
1. マウスピース矯正(インビザラインなど)
透明なマウスピースを使う矯正法で、装着してもほとんど目立ちません。
取り外し可能なため、食事や会話の際も快適で、衛生的に保ちやすい点も大きな魅力です。
「人に気づかれずに矯正したい」「忙しい日常に柔軟に対応したい」という方に向いています。
2. 審美ブラケット矯正(セラミック・ホワイトワイヤー)
白や透明のブラケット・ワイヤーを使った、目立ちにくいワイヤー矯正です。
固定式のため、装着忘れの心配がなく、歯の細かな動きにも対応できます。
やや存在感はありますが、自然な見た目で矯正効果も高いバランスの取れた選択肢です。
3. 裏側矯正(リンガル矯正)
装置を歯の裏側につけることで、外からはほぼ見えないのが最大の特徴です。
「絶対に矯正していることを知られたくない」という方に人気があります。
慣れるまでは発音や違和感が気になる場合もありますが、審美性を最重視したい方に適しています。
今回はここまで。
次回は40代以降で始める矯正治療のメリットや、注意したい点について、詳しくお話していきます。






