なぜ今、40代以降で矯正治療を始める人が増えているのか?【後編】
2025年05月9日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
若葉が芽吹き、春から初夏へと向かう季節となりました。
GWも終わり、自分のからだや心のケアにも目を向けてみたくなりますね。
前回、40代以降で矯正治療を始める人が増えている理由について紹介しました。
今回は40代以降に歯列矯正を受けるメリットや、注意点について紹介していきます。
40代以降で矯正治療を受けるメリット

40代以降に矯正治療を受けるメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
1.歯の健康を長く保てる
歯並びが悪いと、磨き残しができやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
矯正治療によって歯並びが整えば、ブラッシングがしやすくなり、結果として歯の寿命を延ばすことができます。
また、正しい噛み合わせを得ることで、顎関節症や肩こり、頭痛の軽減にもつながる可能性があります。
2.若々しい印象を与えられる
整った歯並びは笑顔をより魅力的に見せてくれます。
歯並びが改善されることで、笑顔に自信が持てるようになり、自然と表情も明るくなります。
これは、実年齢よりも若々しく見せる効果にもつながります。
40代以降の矯正治療で気をつけたいこと

もちろん、年齢を重ねてからの矯正治療には特有のリスクや注意点も存在します。
具体的には次のようなことです。
1.歯周病のリスク管理が重要
40代以降では歯周病のリスクが高まってくるため、矯正治療を始める前に必ず歯周病の検査を行い、先に治療をしておくことが重要です。
歯周病が進行している状態で、矯正治療によって無理に歯を動かすと、歯の脱落リスクが高まることがあります。
2.治療期間が長くなる場合がある
年齢が上がると骨の代謝が若年層に比べて緩やかになるため、歯の移動速度も遅くなる傾向があります。
そのため、治療期間がやや長くなる場合があります。
ただし、これは個人差があり、必ずしも40代以降の方が治療期間が長くなるというわけではありません。
3.他の治療との連携が必要になることも
40代以降では、すでに差し歯やインプラント、ブリッジなどの補綴物がある方も多いでしょう。
こうした既存の治療との兼ね合いを考慮しながら矯正計画を立てる必要があります。
場合によっては、先に虫歯や歯周病の治療を行う必要があるケースもあります。
4.歯茎が下がることがある
矯正治療によって歯が動く際、歯を支える歯茎や骨に負担がかかることがあります。
特に歯周病の既往がある場合や、歯の移動量が大きい場合、歯茎が下がる「歯肉退縮」が起こることがあります。
これは見た目の変化だけでなく、知覚過敏や根面虫歯のリスクにもつながるため、歯ぐきの状態を定期的にチェックしながら進めることが大切です。
まとめ:40代以降でも、矯正治療は遅くない

矯正治療は、単なる「見た目の改善」だけではなく、口腔内の健康を保ち、将来の生活の質を高めるための治療でもあります。
特に40代以降は、これからの人生をより快適に、健康に、そして自信を持って生きていくための“投資”として矯正を選ぶ人が増えています。
もちろん、年齢を重ねてから受ける治療なので、気をつけるべき点はありますが、適切な検査とケアを行えば、40代・50代・60代でも矯正治療は十分に可能です。
矯正をしてみたいと思ったら、信頼できる矯正専門医に相談し、自分の状況に合った治療法を知ることから始めてみましょう。






