5月病が歯並びに影響?自律神経と噛みしめの意外な関係【後編】
2026年05月15日
こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。
前回、五月病によるストレスが歯周病・歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせの乱れなど、お口の健康にさまざまな影響を与えることをご紹介してきました。
5月は新生活の疲れが表れやすく、自律神経が乱れることで唾液の分泌が減ったり、無意識のうちに歯を食いしばったりする方が増える時期です。
こうした変化を放っておくと、お口のトラブルが進行しやすくなるため、毎日の生活の中でしっかりケアしていくことが大切です。
後編では、五月病のストレスから歯を守るために意識したいポイントについてご紹介します。
五月病のストレスから歯を守るためのポイント

五月病のストレスから、歯を守るためのポイントを3つ紹介します。
ポイント①よく噛んで食べる
ストレスがたまると、食事を急いで済ませたり、やわらかいものばかり食べたりしてしまうことがあります。
しかし、よく噛んで食べることは、お口の健康を守るうえでとても大切です。
食べ物をしっかり噛むことで唾液の分泌が促されます。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、細菌の増殖を抑えたりする働きがあります。
そのため、唾液がしっかり出ることで、歯周病やむし歯の予防につながります。
また、噛むという動作は脳への刺激にもなり、緊張を和らげる効果も期待できます。
忙しいとつい早食いになりがちですが、一口ごとにしっかり噛むことを意識するだけでも、お口と体の両方に良い影響があります。
特にストレスを感じているときほど、食事の時間を大切にして、ゆっくり噛む習慣を心がけましょう。
ポイント②自律神経を整える
五月病の大きな原因のひとつが、自律神経の乱れです。
新しい環境での緊張や疲れが続くと、交感神経が優位な状態が続き、体が常に緊張したままになります。
すると、睡眠の質が低下したり、ストレスを感じやすくなったりして、無意識の歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。
歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯に大きな負担がかかります。
歯のすり減りや知覚過敏だけでなく、あごの痛みや噛み合わせの悪化につながることもあります。
そのため、日頃から自律神経を整えることが重要です。
たとえば、
・十分な睡眠をとる
・ぬるめのお風呂で体を温める
・深呼吸をする
・リラックスできる時間をつくる
といった習慣は、自律神経のバランスを整える助けになります。
疲れを感じているときに無理をすると、心だけでなく歯にも負担がかかります。
忙しい時期だからこそ、意識的に休息をとることが大切です。
ポイント③歯科医院でチェックを受ける
五月病によるストレスで起こるお口のトラブルは、自分では気づきにくいことがあります。
たとえば歯ぎしりや食いしばりは、寝ている間に無意識に起こることが多いため、自覚がないまま歯やあごに負担がかかっているケースも少なくありません。
また、歯周病も初期段階では痛みが少ないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
だからこそ、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。
歯科医院では、
・歯ぐきの状態の確認
・噛み合わせのチェック
・歯のすり減りの確認
・歯のクリーニング
などを行い、お口の異常を早めに発見することができます。
必要に応じて、歯ぎしりから歯を守るためのナイトガードを作ることも可能です。
ナイトガードは、就寝中の食いしばりによる負担をやわらげ、歯やあごを守る役割があります。
症状が軽いうちに対処することで、大きなトラブルを防ぎやすくなります。
「少し気になるな」と感じたら、早めに相談してみることがおすすめです。
まとめ|五月病のサインはお口にも

五月病によるストレスは、気分の落ち込みだけでなく、歯や歯ぐきのトラブルにつながることがあります。
自律神経が乱れると唾液が減り、歯周病やむし歯のリスクが高まるほか、歯ぎしりや食いしばりによって歯やあごに負担がかかることもあります。
「歯ぐきが腫れやすい」「朝あごがだるい」といった症状は、ストレスのサインかもしれません。
こうしたトラブルを防ぐためには、よく噛んで食べること、しっかり休むこと、歯科医院で定期的にチェックを受けることが大切です。
5月は疲れがたまりやすい時期だからこそ、体だけでなくお口の健康にも気を配り、早めのケアを心がけましょう。






