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大変!矯正装置が外れた/壊れた時の応急処置法【後編】

2024年12月13日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

さて本日は「大変!矯正装置が外れた/壊れた時の応急処置法【後編】」と題して、マウスピース型矯正装置が壊れた時の対処法についてお話したいと思います。

 

■マウスピース型矯正装置が壊れる原因

 

 

 

 

 

マウスピース型矯正装置は、次のような原因で壊れることが多いです。

1、取り外し時の過度な力

マウスピースを着脱する際に、過度に力が加わると壊れたり変形したりする原因になります。

 

2、噛みしめや衝撃

就寝中などの無意識の噛みしめによってマウスピースが壊れてしまうことがあります。

また、マウスピースを落としてしまう、踏んでしまうといった物理的な衝撃で壊れるケースもあります。

 

3、温度の影響

マウスピースの材料はプラスチックです。

そのため、熱に弱く高温の場所に置いておくと変形し、壊れてしまうリスクがあります。

 

■矯正装置が壊れた時の応急処置

【1、現状の把握】

まずは壊れた部分や状態を確認します。特に以下に注目して確認しましょう。

 

●割れている場合:小さなヒビか完全に割れているかを確認。

●変形している場合:形が変わって装着が難しいかどうか。

 

現状を把握したら、壊れた装置は捨てずに、清潔な状態で保管してください。

歯科医に見せることで、状況を正確に伝えやすくなります。

 

【2、担当医に連絡】

できるだけ早く歯科医に連絡を取り、壊れたマウスピースの状況を報告します。

以下の情報を伝えるとスムーズです。

 

  • 壊れた状況(例:外す際に割れた、踏んでしまったなど)。
  • 壊れた部位(例:歯列全体か一部の破損)。
  • 使用期間(どの段階のマウスピースか)。

 

【3、応急処置】

歯科医に連絡がつくまでの間、次の対応を検討します。

 

・前の段階のマウスピースを装着
前のステップのマウスピースが手元にあれば、それを一時的に使用することで歯列の後戻りを防げます。

 

・壊れたマウスピースを使用
装着可能で、口内を傷つける恐れがない場合は、壊れたマウスピースを一時的に使用することも選択肢です。

 

●まとめ

マウスピース矯正中に装置が壊れてしまっても、冷静に対処すれば治療への影響を最小限に抑えられます。

 

壊れた装置を保管し、早めに歯科医に連絡することが重要です。

 

また、日頃から正しい使い方や取り扱いを意識して、壊れにくい環境を整えることも大切です。

 

マウスピース矯正は、計画通りに進めることでその効果を最大限に発揮します。

 

少しでも異常を感じたら、早めに歯科医へ相談しましょう。

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