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歯列矯正と顎関節症の関係は?症状を改善できる?【前編】

2025年08月5日

こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。

みなさんは顎関節症(がくかんせつしょう)という症状をご存知でしょうか。

顎関節症は、「口を開けるとカクカク音が鳴る」「顎が痛い」「開きにくい」といった症状が現れる疾患です。

歯並びや噛み合わせとの関連が指摘されることも多いものです。

 

また、矯正治療にも関係があると言われています。

「矯正をして悪化した」「顎の違和感がひどくなった」といった声もあるほど。

 

矯正治療と顎関節症にはどのような関係があるのでしょうか。

今回は顎関節症の原因や仕組みを紹介しながら、矯正治療との関係についてまとめました。

 

顎関節症の主な症状と原因

顎関節症(がくかんせつしょう)は、顎の関節や周囲の筋肉に異常が生じることで、痛みや違和感、口の開けづらさなどを引き起こす疾患です。

その原因は多岐にわたり、複数の要因が複雑に絡み合って発症するとされています。以下に、主な症状と原因について詳しく解説します。

 

顎関節症の主な症状

顎関節症の代表的な症状は以下の通りです。

・開口時の痛み(開口時痛)口を開ける際に顎やその周辺に痛みを感じる

・口が開けづらい(開口障害)口を大きく開けることが困難になる。

・関節の音(関節雑音)口の開閉時に「カクッ」「バキッ」などの音がする

・顎の筋肉の痛み顎の周囲の筋肉に痛みや違和感を感じる

・顎の脱臼感顎が外れるような感覚がある

これらの症状は、顎関節やその周囲の筋肉、関節円板、靭帯などの異常によって生じます。

 

顎関節症の主な原因

顎関節症の原因は一つに限定されず、以下のような複数の要因が関与してい流と考えられています。

 

◼️噛み合わせの異常

歯並びの乱れや不適切な被せ物・入れ歯などにより、噛み合わせが悪くなると、顎関節や周囲の筋肉に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。

 

◼️歯ぎしり、食いしばり

無意識のうちに行われる歯ぎしりや、強く食いしばる癖も顎関節症の大きなリスク要因です。

これらの癖は、特に睡眠中など自覚がない状態で繰り返されることで、関節や筋肉への負担が蓄積されていきます。

 

◼️ストレスや緊張による筋肉のこわばり

精神的なストレスや緊張状態が続くと、知らず知らずのうちに顎周辺の筋肉がこわばり、痛みや動かしにくさが生じることがあります。

ストレスが歯ぎしりや食いしばりを誘発することも少なくありません。

 

◼️不良姿勢や生活習慣

日常生活での何気ない癖も、顎関節症の発症に関係していると考えられています。

たとえば、長時間頬杖をつく姿勢、左右どちらか片方の歯ばかりで食べ物を噛む癖、猫背による頭部の位置のずれなどは、顎のバランスを崩す原因になり得ます。

 

◼️ケガや事故による外傷

交通事故や転倒などにより顎周辺に衝撃を受けた経験がある場合、関節に損傷が生じていることがあります。

このような外的要因による後遺症として、顎関節症が現れることもあります。

 

歯列矯正と顎関節症の関係

歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを改善する治療法です。

矯正によって、顎関節症の症状に影響を与えることがあります。

ただし、その効果は個人の状態や症状の原因によって異なります。

 

歯列矯正による顎関節症への良い影響

噛み合わせの不良が原因で顎関節に過度な負担がかかっている場合、歯列矯正によって歯並びや噛み合わせを整えることで、顎関節への負担が軽減され、症状の改善が期待できます。

 

噛む力の分散:特定の歯に集中していた噛む力が均等に分散され、顎関節や咀嚼筋への負担が軽減されます。

・顎の動きの改善:正しい噛み合わせにより、顎の動きがスムーズになり、関節の炎症や痛みが和らぐことがあります。

・筋肉の緊張の解消:不自然な噛み合わせが原因で生じていた咀嚼筋の緊張が緩和され、痛みや不快感が軽減されます。

 

特に、出っ歯や受け口、開咬などの不正咬合が原因で顎関節症を発症しているケースでは、矯正治療によって症状の改善が期待されます。

 

歯列矯正による顎関節症への悪い影響

反対に矯正治療が顎関節症を悪化させる可能性もあります。

 

・治療中の顎関節へのストレス増加

歯を動かす治療力は顎関節にも影響を与え、一時的に顎関節に違和感や痛みが生じたり、症状が悪化することがあります。

 

・抜歯による咬合変動

矯正に伴う抜歯では、抜いた歯の代わりにほかの歯で咬み合わせを支えるため、噛み合わせの不安定さや偏った力の発生を招き、顎関節に負担がかかることがあります。

 

・噛み合わせの変化への適応ストレス

矯正期間中は常に噛み合わせが変化するため、顎の違和感や軽い痛みに気づくことが多く、これが不安やストレスを生む場合もあります。

 

多くの場合は一過性であることが多いですが、症状が続く場合は歯科医師に相談し、治療計画の見直しが必要です。

 

今回はここまで。

次回は顎関節症の場合の矯正治療の進め方や、矯正治療がきっかけで顎関節症が悪化したというケースについてお話しします。

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