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うまく噛めない?矯正中の噛み合わせ【前編】

2025年09月3日

こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。

矯正治療中、よくいただくご相談のひとつに「噛み合わせが合わない」「うまく噛めない」といった違和感についてのものがあります。

ブラケット矯正やマウスピース矯正など、矯正治療は歯を少しずつ動かしながら進めていくため、治療の途中で、

・歯が浮いているような感覚がある

・奥歯に力が入らない

・食べ物が噛みにくい

といった症状が出ることは珍しくありません。

 

多くの場合は一時的なもので、治療が進むにつれて自然に改善していきます。

ただし、生活に支障をきたしたり、違和感が長く続くときには早めに歯科医へ相談することが大切です。

今回は、矯正中の噛み合わせの違和感の原因と対処法について紹介していきます。

 

矯正中の噛み合わせへの違和感の主な原因

矯正治療中、噛み合わせに違和感があるのはなぜなのでしょうか。

考えられる原因は次のとおりです。

 

歯が動いている途中だから

矯正治療では、歯を支える骨が吸収と再生を繰り返しながら、少しずつ歯が移動していきます。

その過程で一時的に噛み合わせが不安定になり、違和感を覚えるのは自然なことです。

 

この違和感はブラケット矯正・マウスピース矯正ともによく見られるもので、特に治療開始直後や装置の調整後に「歯が浮くような感じ」が出やすい傾向があります。

一般的には1週間から10日程度で落ち着くケースが多いです。

 

マウスピースの厚みに違和感があるから

マウスピース矯正では、透明な装置が歯全体を覆うため、常に「薄いマウスピースを噛んでいる状態」となります。

そのため、上下の歯の当たり方が変わり、噛み合わせに違和感が出やすくなります。

 

これはマウスピース矯正特有の現象であり、完全に避けることは難しいため、治療前に歯科医からしっかり説明を受けておくと安心です。

 

上下のバランスにずれがあるから

マウスピース矯正では、歯の動き方によっては奥歯が沈み込むように変化し、臼歯部オープンバイト(奥歯が浮いたように噛めなくなる状態)になることがあります。

この場合は、リテーナーやエラスティック(矯正用ゴム)を用いて奥歯を引き上げるなど、歯科医院での追加調整が必要になります。

 

装置の装着時間不足

矯正治療は装置を適切に使用することで計画どおりに歯が動きます。

特にマウスピース矯正は取り外し可能なため、装着時間が不足すると歯が予定通りに動かず、かえって噛み合わせが悪化することがあります。

「今日はちょっと面倒だから外しておこう」と思ってしまうと治療全体が遅れ、違和感やトラブルの原因になるため、必ず指示された装着時間を守ることが大切です。

 

矯正中の違和感が続くときの対処法

矯正中の噛み合わせの違和感は、多くの場合一時的で自然に改善しますが、以下のようなケースでは早めに歯科医院を受診しましょう。

・2週間以上違和感が続く

・強い痛みがあり食事に支障がある

・顎に負担を感じる、顎関節に違和感がある

・装置が壊れたり外れたりしている

違和感の原因が装置の不具合や歯の動きの停滞にある場合、早めの調整で解決できることが多いため、自己判断で放置せず相談するのが安心です。

 

また、矯正中の違和感を和らげるためには、日常生活でできる工夫もあります。

たとえば、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けて歯や装置への負担を減らす、口周りのストレッチや顎をリラックスさせる習慣を取り入れるといった方法です。

マウスピース矯正の場合は、装着時間を守ることが最も効果的な対策となります。

 

違和感が気になるときこそ、正しいケアを続けることが重要です。

矯正中は歯が動いている証拠でもあるため、過度に不安を抱えず、気になる症状は歯科医と共有しながら前向きに治療を進めていきましょう。

 

今回はここまでにします。

後編では矯正治療が終われば違和感はなくなるのか、噛み合わせ原因以外で違和感を感じるケースや、トラブルについて紹介していきます。

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