医院ブログ|スウェーデン矯正歯科

銀座一丁目駅 徒歩1

お問い合わせ03-3535-8711

キービジュアル

なぜ今、40代以降で矯正治療を始める人が増えているのか?【後編】

2025年05月9日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

若葉が芽吹き、春から初夏へと向かう季節となりました。

GWも終わり、自分のからだや心のケアにも目を向けてみたくなりますね。

前回、40代以降で矯正治療を始める人が増えている理由について紹介しました。

 

今回は40代以降に歯列矯正を受けるメリットや、注意点について紹介していきます。

 

40代以降で矯正治療を受けるメリット

40代以降に矯正治療を受けるメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

1.歯の健康を長く保てる

歯並びが悪いと、磨き残しができやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

矯正治療によって歯並びが整えば、ブラッシングがしやすくなり、結果として歯の寿命を延ばすことができます。

また、正しい噛み合わせを得ることで、顎関節症や肩こり、頭痛の軽減にもつながる可能性があります。

 

2.若々しい印象を与えられる

整った歯並びは笑顔をより魅力的に見せてくれます。

歯並びが改善されることで、笑顔に自信が持てるようになり、自然と表情も明るくなります。

これは、実年齢よりも若々しく見せる効果にもつながります。

 

40代以降の矯正治療で気をつけたいこと

もちろん、年齢を重ねてからの矯正治療には特有のリスクや注意点も存在します。

具体的には次のようなことです。

 

1.歯周病のリスク管理が重要

40代以降では歯周病のリスクが高まってくるため、矯正治療を始める前に必ず歯周病の検査を行い、先に治療をしておくことが重要です。

歯周病が進行している状態で、矯正治療によって無理に歯を動かすと、歯の脱落リスクが高まることがあります。

 

2.治療期間が長くなる場合がある

年齢が上がると骨の代謝が若年層に比べて緩やかになるため、歯の移動速度も遅くなる傾向があります。

そのため、治療期間がやや長くなる場合があります。

ただし、これは個人差があり、必ずしも40代以降の方が治療期間が長くなるというわけではありません。

 

3.他の治療との連携が必要になることも

40代以降では、すでに差し歯やインプラント、ブリッジなどの補綴物がある方も多いでしょう。

こうした既存の治療との兼ね合いを考慮しながら矯正計画を立てる必要があります。

場合によっては、先に虫歯や歯周病の治療を行う必要があるケースもあります。

 

4.歯茎が下がることがある

矯正治療によって歯が動く際、歯を支える歯茎や骨に負担がかかることがあります。

特に歯周病の既往がある場合や、歯の移動量が大きい場合、歯茎が下がる「歯肉退縮」が起こることがあります。

これは見た目の変化だけでなく、知覚過敏や根面虫歯のリスクにもつながるため、歯ぐきの状態を定期的にチェックしながら進めることが大切です。

 

まとめ:40代以降でも、矯正治療は遅くない

矯正治療は、単なる「見た目の改善」だけではなく、口腔内の健康を保ち、将来の生活の質を高めるための治療でもあります。

特に40代以降は、これからの人生をより快適に、健康に、そして自信を持って生きていくための“投資”として矯正を選ぶ人が増えています。

もちろん、年齢を重ねてから受ける治療なので、気をつけるべき点はありますが、適切な検査とケアを行えば、40代・50代・60代でも矯正治療は十分に可能です。

 

矯正をしてみたいと思ったら、信頼できる矯正専門医に相談し、自分の状況に合った治療法を知ることから始めてみましょう。

なぜ今、40代以降で矯正治療を始める人が増えているのか?【前編】

2025年05月2日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

さて、新年度が始まり早1ヶ月。

新しい生活にも慣れ、少しゆとりが出始める

このタイミングで、「歯列矯正をしてみたいけれど、もう年齢的に遅いのでは…?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

 

かつて「歯列矯正は子どもや10代のうちに行うもの」というイメージが一般的でした。

しかし、近年では40代、50代、さらには60代以降であっても矯正治療を始める人が増えてきています。

「今さら矯正なんて…」「もう遅いのでは?」と不安に感じる方も多いかもしれませんが、実際には年齢に関係なく矯正治療を受けることは可能です。

本記事では、40代以降で矯正を検討する人が増えている背景や、治療のメリット・注意点について詳しく解説します。

 

40代以降で矯正治療を始める人が増えている理由

最近は、子どもや若い人たちだけでなく、40代以降で歯列矯正を検討する人が増えています。

その理由はなんなのでしょうか?

 

1.審美意識の高まりとセルフケア志向の変化

近年、美容や健康に対する意識が年齢を問わず高まってきています。

歯並びが顔全体の印象に大きく影響することから、「見た目を良くしたい」という思いで矯正治療を始める中高年の方が増加中です。

特に、SNSの流行などがきっかけで、写真や動画で自分の顔を見る機会が増えたことから、歯並びの重要性に気づく人が多くなっています。

 

また、「一生自分の歯で食べたい」「口元を健康に保ちたい」という健康意識も理由の1つと言えるでしょう。

歯列矯正は見た目だけでなく、虫歯や歯周病の予防、噛み合わせの改善にもつながります。

その結果、今からでも歯列矯正をしてみたいと思う方が増えています。

 

2.矯正装置の進化と選択肢の多様化

従来の矯正治療といえば、銀色のワイヤーやブラケットが目立つものが主流でした。

しかし、現在では目立ちにくい「マウスピース矯正」や「舌側矯正(裏側矯正)」といった選択肢が登場し、主流になりつつあります。

仕事で人前に立つ機会が多いなど、見た目を気にする人にとって、矯正中の見た目は大きな問題でした。

しかし、こうした目立たない矯正方法により、これまで矯正をあきらめていた方にとって、矯正を始めやすくなっていると言えます。

 

3.ライフスタイルの変化と経済的な余裕

40代以降は、子育てが一段落したり、仕事や収入が安定してきたりする時期でもあります。

これまで家族や子どもを優先していた方が、「今度は自分のために時間やお金を使いたい」と考えるようになるのも自然な流れです。

その中で「自分自身のケア」として矯正治療を検討するケースが増えています。

 

矯正治療は数十万円以上かかる場合もあるため、ある程度の経済的な余裕が必要ですが、40代以降はその条件を満たしやすくなる時期です。

また、近年テレワークやフレックスタイム制の導入が進んだことで、定期的な通院もしやすくなりました。

従来であれば時間の調整が難しかったビジネスパーソンも、柔軟な働き方ができるようになったことで、矯正治療に踏み出すハードルが下がっています。

こうしたライフスタイルや価値観の変化も、大人の矯正治療が増えている大きな要因のひとつです。

 

40代以降に選ばれる主な矯正治療の種類

40代以降で矯正治療を始める方の多くは、「目立たない矯正」を重視しています。

仕事や人付き合いの中で、装置の見た目に配慮したいというニーズが高まっているためです。

ここでは、特に人気のある3つの矯正法をご紹介します。

 

1. マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明なマウスピースを使う矯正法で、装着してもほとんど目立ちません。

取り外し可能なため、食事や会話の際も快適で、衛生的に保ちやすい点も大きな魅力です。

「人に気づかれずに矯正したい」「忙しい日常に柔軟に対応したい」という方に向いています。

 

2. 審美ブラケット矯正(セラミック・ホワイトワイヤー)

白や透明のブラケット・ワイヤーを使った、目立ちにくいワイヤー矯正です。

固定式のため、装着忘れの心配がなく、歯の細かな動きにも対応できます。

やや存在感はありますが、自然な見た目で矯正効果も高いバランスの取れた選択肢です。

 

3. 裏側矯正(リンガル矯正)

装置を歯の裏側につけることで、外からはほぼ見えないのが最大の特徴です。

「絶対に矯正していることを知られたくない」という方に人気があります。

慣れるまでは発音や違和感が気になる場合もありますが、審美性を最重視したい方に適しています。

 

今回はここまで。

次回は40代以降で始める矯正治療のメリットや、注意したい点について、詳しくお話していきます。

矯正中のメイクはどうする?口元が目立ちにくいメイクの工夫【後編】

2025年04月25日

みなさん、こんにちは。

春の暖かい日差しが心地よくなってきましたね。

季節の変わり目は、新しいメイクやファッションに挑戦したくなる時期。

 

でも、矯正中だと「口元が気になる」「リップメイクがしづらい」とお悩みの方へ、前回は矯正中のメイクのポイントをご紹介しました。

今回は、矯正中でも清潔感のある口元のための便利アイテムをご紹介していきます。

 

矯正中に常備しておきたい便利アイテム3つ

Close-up portrait of woman wearing the orthodontic elastics over small hook of clear bracket

外出中の食事後など、矯正中はこまめなケアが大切です。

どうしても食べものが装置へひっかかりやすいため、口の中に残ってしまうこともありますが、清潔感がなく見られてしまうと嫌ですよね。

そんなときにあると便利なアイテムは以下のようなものです。

 

・歯磨きセット(歯ブラシ・フロス・歯磨き粉など)

矯正中は食べ物が装置に挟まりやすいため、食後の歯磨きがとても重要です。

小さめのポーチに歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロスを入れておくと、いつでも清潔感のある口元をキープできます。

外出先での歯磨きが難しいときは、マウスウォッシュを使うのもおすすめです。

特に、ミニサイズの歯磨きセットを持ち歩くと、バッグの中でもかさばらず便利ですよ。

 

また、フロスには種類があり、ワックス付きのものやミントフレーバーのものなどがあるので、自分に合ったものを選ぶのがポイントです。

矯正用の専用フロスもあるので、装置に引っかかりにくいタイプを選ぶとより使いやすいですよ。

 

・フェイスパウダー

食後に歯磨きをすると、口周りのメイクが落ちてしまうことがあります。

そんなときに活躍するのがフェイスパウダーです。

テカリを抑え、ナチュラルな仕上がりに整えてくれるので、短時間でのメイク直しにもピッタリですよ。

 

特に矯正中は、口元に意識が向きやすくなるため、ベースメイクを整えることで全体のバランスが良くなります。

崩れにくいルースパウダーを使うと、ナチュラルに仕上がりつつも、サラッとした快適な肌を保つことができます。

 

また、保湿成分が配合されたパウダーを選ぶと、乾燥によるメイク崩れも防げます。

日中のメイク直しでは、ティッシュオフした後にパウダーを軽くのせることで、厚塗り感なくきれいな仕上がりをキープできますよ。

 

・リップ&リップコート

食事の後は、リップの色が落ちたり、装置に付着したりすることがあります。

リップクリームや色付きリップを持ち歩き、こまめに塗り直すことで、血色感のある健康的な唇をキープできます。

 

また、リップコートを使えば、口紅の色持ちがよくなり、歯や矯正装置に色移りするのを防ぐことができますよ。

矯正中は口元が乾燥しやすくなるため、しっかり保湿することも大切です。

唇が乾燥すると皮がむけやすくなり、リップメイクがきれいに仕上がらないこともあります。

そんなときは、寝る前にしっかりリップバームを塗っておくと、翌朝しっとりとした唇になります。

 

その他、食事後の塗り直しには、ティントリップを使うのもおすすめです。

落ちにくく発色が長持ちするので、こまめに塗り直す手間が減りますよ。

 

まとめ

close up of woman wear brace and touch her face

矯正中は口元を目立たせたくないという方も多いです。

しかし、色味や他の箇所のメイクを重視することで、口元に目がいかなくなる効果が期待できます。

 

また、矯正中は口元のケアやメイク直しが欠かせません。

そんな時にちょっとした工夫と便利アイテムを取り入れることで、快適に過ごすことができます。

歯磨きセットを持ち歩くことで、外出先でも清潔な口元をキープでき、フェイスパウダーを使えば食後のメイク直しも簡単にできます。

 

矯正中でも、自分らしいメイクやおしゃれを楽しむことは十分可能です。

矯正期間は長く感じることもありますが、毎日のケアを習慣化していけば、普段と変わらず過ごせるはずです。

今回ご紹介したようなメイクやメイク直し方法を参考にしてみてください。

4月の院内ディスプレイ🌼

2025年04月24日

こんにちは🌞受付の久堀(くぼり)です♩

 

先日、院長の奥様が院内ディスプレイを変更してくださいました🥚✨

 

是非お待ちの時間などに見て頂ければなと思います!

 

 

 

あと、もう一つ…

「ポスケスクム」というマシュマロのご紹介です。

 

これは、イースターの時期に販売されるウサギの形をしたマシュマロになります。

 

日本ではあまり見かけたことないですが、スウェーデンでは人気のおやつみたいです🐰

 

 

矯正中のメイクはどうする?口元が目立ちにくいメイクの工夫【前編】

2025年04月23日

みなさん、こんにちは。

4月も後半。

新年度がスタートし、職場や学校などでも新しい出会いが増えた方も多いのではないでしょうか。

そんなときに気になるのがメイク

特に、矯正治療中だと口元に視線が集まるのが気になることもありますよね。

でも大丈夫です。

メイクの工夫次第で、口元の印象を和らげたり、視線を別のポイントに誘導したりできます。

今日は、矯正中でも自信を持って笑顔になれるメイクのコツをご紹介します!

 

口元が気になるときのリップメイクのコツ

矯正装置をつけていると、どうしても口元に目が行きやすくなります。

だからといって隠す必要はありませんが、ナチュラルに整えることで、印象をグッと和らげることができます。

 

【目立ちにくい色選びがポイント】

ビビッドな赤や濃いカラーのリップや口紅は、唇に立体感を与えすぎてしまい、装置が目立ちやすくなることも。

おすすめは、ベージュ系や淡いピンクなどのナチュラルトーンの色のものです。

ツヤ感のあるグロスや、色付きリップクリームでほんのり色づける程度にすると、柔らかい印象になります。

 

また、唇の輪郭をはっきり描くリップライナーは、強調感が出てしまうので控えめにするといいでしょう。

輪郭をぼかしながら塗ると、より自然な仕上がりになります。

さらに、マットなリップよりも、うるおいのあるシアータイプのリップを選ぶと、ふんわり優しい雰囲気が出やすくなります。

 

【リップメイクの工夫】

口紅やリップを塗るときは、次の3つを意識してみてください。

 

①笑いながらリップを塗る

 笑顔を作った状態で塗ると、唇の自然な動きに合わせやすくなり、仕上がりもきれいになります。

特に、矯正中は口元に視線が集まりやすいので、塗り方を工夫するだけでバランスの取れたメイクに仕上がります。

 

②ティッシュで軽くオフ

 余分な口紅をオフすることで、リップが歯や矯正装置につくのを防げます。

一度塗った後に軽くティッシュで押さえ、その上から薄く重ねると、色持ちがよくなり、落ちにくいリップメイクが完成します。

 

視線を“上”に!アイメイクでバランスをとろう

close up of woman wear brace and touch her face

矯正装置が気になるときは、視線を自然と目元に誘導するのがおすすめです。

口元が目立ってしまう理由の一つは、他のパーツのメイクが薄すぎることでもあるからです。

たとえば、リップにだけ色をのせて目元が控えめだと、どうしても口元に視線が集中してしまいます。

そんなときは、目元にしっかりと存在感を持たせるメイクを意識してみましょう。

 

【アイラインで目元を引き締める】

アイラインは、目元の印象を強め、視線を引き上げる重要なポイントです。

目尻を少し長めに引くことで、ナチュラルながらも華やかな目元を演出できます。

黒のリキッドライナーを使うとシャープな印象に、ブラウンのジェルライナーを使うと柔らかい印象に仕上がるので、自分の好みに合わせて選んでみてください。

 

【マスカラでまつ毛をしっかり上げる】

まつ毛にカールをしっかりつけることで、目の縦幅を強調し、より目元に視線を引きつけることができます。

ビューラーで根元からしっかりカールをつけたあと、ロングタイプのマスカラを重ねると、よりぱっちりとした目元になります。

ダマにならないよう、マスカラブラシをジグザグに動かしながら塗るのがポイントです。

 

【アイシャドウで目元に立体感をプラス】

アイシャドウのグラデーションをしっかり作ることで、目元の印象がぐっと引き締まります。

明るめのベースカラーをアイホール全体に塗ったあと、濃いめの締め色を目尻に入れることで、立体感のある仕上がりになりますよ。

ラメやパールが入ったシャドウを涙袋にのせると、さらに華やかな目元になります。

 

今日はここまで。

次回は矯正中にメイクしてお出かけする際の便利アイテムを紹介します。

ミューイングで歯並びを変えよう!正しい舌の位置がもたらす影響【後半】

2025年03月31日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

前回、ミューイングとは何か、また舌の位置が歯並びに与える影響についてお話ししました。

今回は、より具体的にミューイングというトレーニング方法について詳しく紹介していきます。

正しいやり方をしっかり理解し、日常生活に取り入れることが重要です。

 

ミューイングの具体的な方法

ミューイングの具体的なやり方について紹介します。

 

舌の位置を上顎に

まず舌を上顎(口蓋)にしっかりと押し上げます。

舌全体が上顎に密着するようにし、特に舌の先端は上顎の前部分に軽く触れるように意識します。

目安としては、上の前歯の根元より少し後ろあたりに舌先を固定するとよいでしょう。

このとき、舌全体が上顎にぴったりと収まり、持ち上げられている状態が理想的です。

 

ポイント①正しい姿勢で行う

また、ミューイングの効果を最大限に引き出すためには、正しい姿勢を保つことも重要になります。

背筋をまっすぐ伸ばし、肩を後ろに引いて胸を開くように意識します。

さらに、首をまっすぐにして顎を軽く引き、頭が前のめりにならないように注意しましょう。

壁に背中をつけた状態で行うと、正しい姿勢を維持しやすくなります。

 

ポイント②リラックスして行う

ミューイングを行う際は、口を軽く閉じた状態を維持し、歯を強く噛みしめないようにします。

リラックスした状態で自然に口を閉じ、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識することが大切です。

 

ミューイングを継続的に実践することで、舌の位置が正しく固定され、歯並びや口腔機能の向上が期待できます。

 

ミューイングだけで歯並びは治る?

ミューイングはあくまで舌のトレーニングであり、歯並びを直接矯正するものではありません。

成長期の子どもであれば、舌の正しい位置が顎の発達を助け、歯列の自然な並びを促す可能性があります。

しかし、すでに歯並びが乱れている場合や、骨格に問題がある場合は、矯正治療が必要になることがほとんどです。

大人の場合、顎の骨がすでに成長しきっているため、ミューイングだけで大きな変化を期待するのは難しいでしょう。

 

歯並びを整えるための矯正治療の選択肢

ミューイングだけでは歯並びが完全に改善しない場合、以下のような矯正治療の選択肢を検討しましょう。

  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正
  • 外科的矯正

 

また、日常生活の中で口腔習慣を改善することも重要です。

例えば、頬杖をつく癖や、口呼吸をしてしまう習慣を意識的に減らすことで、矯正治療の効果をより高めることができます。

 

矯正治療の注意点

矯正治療には多くのメリットがありますが、治療を検討する際には以下の点に注意が必要です。

 

・痛みや違和感

矯正装置をつけると、数日は歯や顎に痛みや違和感があることがあります。

多くの場合、数日で慣れます。

 

・虫歯・歯周病のリスク

矯正装置があると歯磨きがしにくくなり、汚れが残りやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診が重要です。

 

・歯根吸収・歯肉退縮の可能性

歯を動かすことで、歯根の吸収や歯肉の退縮が起こる場合があります。

多くは問題になりませんが、進行すると歯の健康に影響を与えることもあります。

 

・費用が高額になりやすい

矯正治療は基本的に自費診療

公的医療保険の適用外のため、費用が多くかかります。

 

・治療期間が長い

矯正の種類や歯の状態によりますが、全体矯正の場合、1~3年程度の期間が必要です。

治療後も歯並びの維持のため、保定期間が設けられます。

 

矯正治療を検討する際は、これらのリスクや費用、期間などを十分に理解し、信頼できる歯科医と相談することが大切です。

 

まとめ

ミューイングは、舌の正しい位置を意識することで、歯並びの維持や口腔機能の向上に役立つ可能性があります。

舌を適切な位置に置くことによって、口の周りの筋肉が正しく機能し、歯や顎への負担を軽減することができるからです。

 

一方で、すでに歯並びが乱れている場合や、骨格に問題がある場合には、ミューイングだけで改善するのは難しいのが現実です。

矯正治療も含め、自分にとって最適な方法を見つけ、美しい歯並びと健康的な口腔環境を目指していきましょう。

ミューイングで歯並びを変えよう!正しい舌の位置がもたらす影響【前半】

2025年03月27日

こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。

だんだんと暖かくなり、桜の開花が楽しみな季節になりましたね。

さて、本日はある「トレーニング」についてお伝えしようと思います。

突然ですが、「ミューイング」という言葉を聞いたことはありますか?

ミューイングとは舌の正しい位置を意識することで、顎や顔の発達を促すと言われているトレーニング法です。

このミューイングを繰り返すことで、歯並びに良い影響があると言われることがあります。

今回は、ミューイングが歯並びに与える影響について紹介します。

 

ミューイングとは?

ミューイングとは、舌を正しい位置に配置することで、口腔機能を改善し、顎や顔の骨格の発達を助けるトレーニング方法のことです。

この方法は、イギリスの矯正歯科医であるジョン・ミュー博士によって提唱され、世界中で注目を集めるようになりました。

ミュー博士は、舌の位置が顔の発達や歯並びに大きな影響を与えると考え、ミューイングを通じて正しい口腔習慣を身につけることの重要性を説いています。

 

【ミューイングのメリット】

ミューイングを習慣化することで、以下のようなメリットが期待できます。

 

1.歯並びの維持・改善のサポート

舌を正しい位置に置くことで、歯にかかる圧力が均等になり、歯並びが悪化しにくくなると言われています。

成長期の子どもでは、顎の発達を助けることで、自然に歯並びが整う可能性があります。

 

2.顎や顔のバランスが整う

舌の位置を意識することで、正しい噛み合わせを維持しやすくなり、顔の歪みが軽減される可能性があります。

顎の発達が適切に促されることで、スッキリとしたフェイスラインも期待できます。

 

3.口呼吸の改善

舌を正しく上顎につけることで、自然と口が閉じやすくなり、鼻呼吸の習慣がつきます。

口呼吸が減ることで、ドライマウスや虫歯・歯周病のリスクが軽減されます。

 

4.いびき・睡眠の質向上

舌の正しい位置を意識することで、気道が確保されやすくなり、いびきを軽減できる可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の予防につながることも期待されています。

 

5.発音の改善

舌の位置が安定することで、サ行やタ行などの発音がクリアになり、話しやすくなることがあります。

舌足らずな話し方の改善が期待できると言われています。

 

6.嚥下(飲み込む動作)がスムーズになる

正しい舌の使い方を習得することで、食べ物を飲み込む動作がスムーズになることも期待されています。

誤嚥(食べ物が気管に入ること)のリスクを減らせる可能性があります。

 

7.姿勢の改善

正しい舌の位置を保つことで、頭の位置が適切になり、猫背の改善につながります。

姿勢が整うことで、肩こりや首のこりの軽減が期待できます。

 

舌の位置が原因で起こる歯並びの乱れ

舌の位置が悪いと、歯や顎に適切な力が加わらず、歯並びが乱れる原因になることがあります。

特に、舌を正しい位置に置く習慣がないと、成長期の子どもだけでなく、大人でも歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。

舌の癖が長期間続くと、以下のような不正咬合(ふせいこうごう)が引き起こされる可能性があります。

 

すきっ歯(空隙歯列)

すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間ができる状態を指します。

舌を突き出す癖が原因となることが多く、長期間続くと歯並びが乱れやすくなります。

 

出っ歯(上顎前突)

出っ歯とは、上の前歯が通常よりも前方に突出している状態を指します。

舌の押し出しなどが影響して発生することがあります。

出っ歯の状態が進行すると、口が閉じにくくなったり、発音に影響を及ぼしたりすることもあります。

 

開咬(かいこう)

開咬とは、上下の歯を噛み合わせた際に、前歯の間に隙間ができる状態を指します。

舌を前に出す癖が原因となりやすく、長期間この癖が続くと、歯並びだけでなく、顎の発達にも影響を与えることがあります。

 

ミューイングと歯並びの関係

以上のように、舌の位置が正しくないと、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。

また、舌が下顎に落ち込んだ状態が続くと、顎の発達にも影響が出やすいです。

こうした舌の癖を改善し、歯並びの維持につながる可能性があるのが、「ミューイング」と呼ばれるトレーニングです。

 

次回はこのミューイングの具体的なトレーニング方法や、歯並びの改善に役立つ習慣について詳しくご紹介します。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話03-3535-8711

  • メール相談
  • web予約

住所〒104-0061
東京都中央区銀座1-5-14 銀座コスミオンビル2F (並木通り沿い)

このページの先頭に戻る