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矯正中に「頭痛」が起こる原因と対策について【後編】銀座

2023年02月20日

こんにちは、スウェーデン矯正歯科です。

矯正中に起こる頭痛について、前回の【前編】では原因についてご紹介しました。そこで今回の【後編】では、「矯正中に頭痛が起きてしまったらどうすれば良いのか」という対処方法をお伝えしたいと思います。

 

矯正中に頭痛が起きたときの対策

矯正中の頭痛を軽減するためには、「なぜ頭痛が起きるのか」と同時に「どうすれば良いのか」がポイントになります。頭痛といっても感じ方には個人差がありますし、場合によっては痛みがストレスになるかもしれません。さらに、仕事や生活にも影響してしまうこともありますので、頭痛になったときは早めの対処をおすすめします。

 

《歯科医師に相談する》

矯正治療による頭痛を避けるために、以下のような症状の方は早めに当院までご連絡ください。

 

「頭痛がひどくて耐えられない」

「頭痛が何日も続いている」

 

ワイヤー矯正中の方は、歯の状態や矯正器具を確認してもらいましょう。また、ワイヤーの圧力を調整すると数日後に頭痛が和らぐこともあります。一方で、マウスピース矯正の方は、痛いからといってアライナーを外さないようご注意ください。マウスピース矯正は、装着時間が短くなると治療が進まないだけでなく、移動した歯が後戻りしてしまうリスクがあります。

 

《痛み止めを飲む》

頭痛がひどく、耐えられない場合は痛み止めを服用しても良いでしょう。ただし、痛み止めには強い種類もありますので、飲み過ぎや用法に注意が必要です。また、鎮痛剤の飲み過ぎは胃に負担がかかりますし、逆に体調が悪化することもあります。そのため、鎮痛剤は市販薬でも構いませんが、歯科医院で処方してもらったほうが安全です。

 

痛み止めの服用は、症状が改善されない場合は飲み続けずに一旦中断し、早めに当院までご相談ください。

 

《筋肉をほぐす》

矯正治療中の主な頭痛は、「首や顎周りの血流の悪化」と「筋肉の緊張」による緊張性頭痛が一般的です。そのため、矯正後に頭痛になった場合は指圧や整体院などで筋肉をほぐしてもらっても良いでしょう。また、以下のような工夫も筋肉の緊張をほぐれて頭痛が和らぐことがあります。

 

・鍼灸やマッサージ

・浴槽で身体を温める

・ストレッチやヨガ

・体を温める程度の軽い運動

 

《硬い食べ物は避ける》

矯正中は歯が移動し続けているため、歯周の組織が柔らかくなっている状態です。そのため、歯に負荷をかけないよう、肉やせんべいなどの硬い食べ物は矯正が終わるまで避けたほうが良いでしょう。また、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりも頭痛の要因になりますので、思い当たる方は当院までご相談ください。

 

矯正治療によって改善されるケースもあり

矯正中の頭痛は治療によって起きるだけではなく、逆に改善されるケースもあります。

 

矯正治療を行う方の中には、上下の噛み合わせのズレが頭痛の原因となっている方もいらっしゃいます。そのため、仮に一時的には頭痛が起きたとしても、噛み合わせが直るにつれて症状が改善される可能性があります。

 

矯正中に「頭痛」が起こる原因と対策方法「まとめ」

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回の記事でお伝えしたように、矯正中の頭痛はある程度は軽減できることが多いです。また、歯列矯正は数ヶ月から数年はかかる治療なので、矯正中の頭痛は可能な限り避けたいですよね。そのためにも、まず思い当たる生活習慣がある場合は改めて工夫してみることをおすすめします。

 

もし、「頭痛が消えない」「頭痛が継続している」などの症状の方は早めに当院までご相談ください。

矯正中に「頭痛」が起こる原因と対策について【前編】銀座

2023年02月17日

歯列矯正を行うと、矯正中に頭痛が起こってしまうケースがあります。長期間になることもある治療なので、矯正中に頭が痛いなんて味わいたくないですよね。矯正中の頭痛にはいくつか原因がありますが、ほとんどのケースは対処することができます。

 

そこで今回の記事では、矯正中に起こる頭痛についてご説明したいと思います。前編では原因をご説明し、後編では頭痛を和らげる対策方法をお伝えさせていただきます。

 

矯正治療中に頭痛が起こる原因

矯正中の頭痛には個人差がありますが、あるきっかけによって引き起こされるケースが多いです。まずは頭痛の起こる主な原因についてご説明します。

 

《歯の食いしばり》

歯列矯正は、少なからず歯の周辺に違和感や痛みを感じやすい治療です。特に就寝中は周囲の筋肉も緊張状態になることもあり、無意識に食いしばってしまう方もいらっしゃいます。日常的に食いしばってしまうと、顎や肩、首の血流が悪くなって緊張性頭痛を引き起こす可能性があります。

 

《矯正治療によるストレス》

矯正治療が原因となってストレスを引き起こすケースがあります。特に、ワイヤー矯正は常に器具が口内に触れており、人によっては不快感の原因になることも。さらに、食事や歯みがきのしにくさや、話しづらいなどもストレスの原因になることがあります。

 

日常的なストレスは、精神だけでなく神経も緊張しやすい状態になります。その結果、無意識の食いしばりや歯ぎしりに繋がると頭痛を引き起こす可能性があります。

 

頭痛が起こりやすいタイミング

矯正治療中に頭痛を感じるタイミングには、いくつかのきっかけがあげられます。そのため、日常生活の中ではなるべく歯に圧力がかからないようにすることで頭痛の予防に繋がります。

 

《起床したとき》

起床時に頭痛がする場合、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。元から歯ぎしりしている方もいますが、矯正治療によって歯ぎしりをするようになる方もいます。これは、矯正による一時的な噛み合わせの変化によって、違和感による歯ぎしりとも考えられます。先ほどご説明した通り、日常的に食いしばってしまうと緊張性頭痛の原因にもなります。

 

《硬い食べ物を噛んだとき》

矯正中は装置の力で歯を移動させているため、歯根は柔らかく不安定な状態です。そのため、硬いものを咀嚼すると歯周に負担がかかりやすく、歯痛や緊張性頭痛を引き起こすことがあります。治療が終わるまでは、なるべく硬い食べ物を控えたほうが良いでしょう。

 

《矯正を開始した直後や装置を調整したとき》

歯列矯正を簡単にご説明すると、歯根に圧力をかけ続けながら歯を移動する治療です。そのため、以下のようなタイミングは頭痛を感じやすくなる可能性があります。

 

・歯列矯正を開始した直後

・ワイヤーを調整した直後(ワイヤー矯正)

・アライナーを交換した直後(マウスピース矯正)

 

いずれも歯に圧力がかかるタイミングなので、歯痛から緊張性頭痛につながる可能性があります。ただし、上記による痛みは一時的なことが多く、通常は日にちが経つにつれて落ち着いてきます。

 

《ゴム掛けのとき》

ゴム掛けとは、小さいゴムを矯正器具に引っ掛けて、歯を適切な位置に誘導する処置です。主に上下の噛み合わせを整えるために行われることが多く、歯列矯正には重要な処置になります。人によっては、このゴムを掛けた直後や外したあとに歯痛や頭痛を感じることがあります。

 

いかがでしたでしょうか。

 

矯正中の頭痛には様々な原因があることがお分かりいただけたと思います。次回の【後編】では、矯正中に頭痛が起きてしまったときの対処方法についてお伝えします。

マウスピース洗浄剤

2023年02月7日

こんにちは。

スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です。

2月になりましたね。

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。暖かくしてお過ごしくださいね。

 

本日は、マウスピース洗浄剤をご紹介します。

 

マウスピースの使用後は水洗いをしていただいています。

それでももちろんキレイにはなるのですが、

長年使用していると汚れやニオイが気になってきませんか?

 

そんな時におすすめなのが、

『Retainer BRITE (リテーナーブライト)』の洗浄剤です。

こちらは矯正用保定装置の専用の洗浄剤で、

タブレットで個包装になってます。

1箱36タブレット入りです。

 

使用頻度ですが、毎日の使用や汚れやニオイが気になる時だけでも構いません。

清潔な状態を維持するのであれば週2〜3回程度の継続的な使用をおすすめします。

 

使用方法です。

①マウスピースを外したら唾液を取るように水洗いをします。

②コップや小さいタッパーなどにマウスピースを入れて、

マウスピースが完全に浸る量の温水(20〜40℃)を入れます。

その中にリテーナーブライトを1粒いれます。

③泡が出て水の色がブルーになります。

④水の色がブルーから薄い色に変わったら(約10分ほど)洗浄終了です。

マウスピースを取り出してください。

⚠︎そのまま長時間つけておくとマウスピースが傷む可能性があります。ご注意ください。

⑤最後マウスピースを流水ですすいでください。

 

⚠︎熱湯で洗浄することは避けてください。

⚠︎口の中に入れないように、小児の手の届かない場所に保管してください。

 

個包装になっているので、持ち運びに便利です!

旅行に行った時にも必要な分だけ持っていけます^^

 

ご興味がありましたら当院で取り扱っていますので、気軽にご相談ください♩

看板の「赤いお馬さん」について…

2023年02月3日

スウェーデン矯正歯科の看板の上には、赤いお馬さんの「ダーラヘスト」がちょこんと乗っております。

 

「ダーラヘスト」のダーラはスウェーデンのダーラナ地方のことで、ヘストはスウェーデン語で馬の意味です。

スウェーデンの伝統工芸品で、「幸せを運んでくれる馬」と言われ、愛され続けているそうです。

 

 

雨の日は看板が外に出ておりませんが、このダーラヘストが雨に濡れてしまうと可哀そうなので、あえて出しておりません🙇💦

看板が出ていない雨の日でも、変わらず診療はしておりますので、どうぞご心配なさらずお越し下さい😊♪

 

歯がしみる 知覚過敏

2023年01月31日

こんにちは。

スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です。

1月も残りわずかですね、ここ最近はぐっと寒くなりましたので体調管理に気をつけお過ごしください。

 

 

最近、歯がしみる知覚過敏で悩まれている患者様がよくいらっしゃいます。

歯がしみる原因としては、歯を強く磨きすぎて知覚過敏になっていたり、虫歯ということも考えられます。

 

 

 

 

今までしみることはなかったが、矯正治療を始めてからしみるようになったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

矯正治療でいうと、歯を動かすことで歯が敏感になっていたり、矯正前は重なっていた歯の面が整ったことによって見えてきて歯がしみてしまうことがあります。これは一時的なものなので、様子を見ていくと落ち着くことが多いです。

 

 

強く磨きすぎている方は、歯肉が下がり歯の根が露出することでしみてくるため、歯ブラシの種類や磨き方、知覚過敏用の歯磨き粉をご案内させていただきます。知覚過敏用の歯磨き粉でも症状が落ち着かない場合は歯科医院専用の歯に塗布する薬液がありますので、必要があれば使用します。

 

 

いつでもご相談ください。

 

アンカースクリュー

2023年01月26日

こんにちは、歯科衛生士の本田です。

 

 

今回はアンカースクリューについてのお話をしていきます。

 

 

アンカースクリュー(矯正用スクリュー)とは、矯正の補助の器具の1つで、チタン製の小さなピアスのようなものです。

 

骨に埋め込み、そこを支柱にして歯を効率的に動かしていきます。

 

主に、直径1.6mm×長さ6mmの物を使用します。(部位によってサイズは変わることがあります。)

 

 

患者様によっては「痛そう」「こわい」という印象を持たれる方が多いのですが、本当に小さいネジで、局所麻酔をした状態で専用の機械をつかって、スピードや力をコントロールしながら埋入するため、違和感などはあるかも知れませんが、さほど痛みはありません。

 

 

麻酔がきれた後も、痛み止めを使用されない方がほとんどですので、安心して下さい🤗

 

 

 

 

歯を動かすのに、とても便利なアンカースクリューですが、稀に外れてしまうことがあるため、その場合は、必要に応じて再度埋入します。

 

 

 

 

アンカースクリューには、小さな丸いゴムを連結したような形状のパワーチェーンと呼ばれる矯正器具をかけます。

 

パワーチェーンの引っ張る力を利用して、アンカースクリューを支柱に歯を動かしていきます。

 

 

 

アンカースクリューは不要になったら外すのですが、外した後の傷口は数日もすれば塞がり、痛みもあまり感じることはありませんのでご安心ください。

虫歯や歯周病でも歯列矯正できるの?【後編】銀座

2023年01月25日

いざ歯並びを整えたいと思っても、虫歯や歯周病があると治療が受けられるのか気になりますよね。まずは前編でお伝えした通り、歯列矯正を行うためにはお口を健康な状態にすることが大切です。

 

しかしまだ安心してはいけません。せっかく理想的な歯並びを手に入れるのですから、矯正中も虫歯や歯周病にならないことが大切です。そこで今回の【後編】では、矯正中に虫歯や歯周病にならないための予防についてお伝えします。

 

矯正治療中に行う虫歯や歯周病の予防

歯列矯正は、保定期間まで含めると数年かかることもある治療です。そのため、注意を怠ると矯正中に虫歯や歯周病になってしまう可能性があります。病気になってしまった場合、程度によっては矯正治療を中断することもあるので適切なケアを心がけましょう。

 

適切なブラッシングを行う

 

虫歯や歯周病を防ぐためには、歯垢や歯石をしっかり除去することが大切です。自分では磨いているつもりでも、実は正しくブラッシングできていないというケースも珍しくありません。特にワイヤー矯正は、歯の隙間やブラケット、ワイヤー周りまでしっかり磨きましょう。

 

一方で、マウスピース矯正は装置(アライナー)を取り外せるのでケアしやすいですが、アライナーの取り扱いに注意点があります。

 

・アライナーを装着するタイミング

 

虫歯や歯周病を予防するためには、アライナーを装着する前に歯磨きを行うことが大切です。食後に歯磨きをせずアライナーを装着すると、糖分や細菌が閉じ込められてしまう可能性があります。そのため、食後はすぐに歯磨きを行うか、外出時などは歯磨きの際にアライナーも洗浄するようにしましょう。

 

・矯正中の飲み物について

 

マウスピース矯正中は、飲み物にも注意が必要です。例えばジュースやカフェオレなど、甘いものを飲むと装置と歯の間に糖分が入り込んでしまいます。そのため、矯正中はジュース類を控えるか、飲んだ場合は歯磨きとアライナーの洗浄を行ないましょう。

 

クリニックでクリーニングを行う

 

日々のケアをしっかり行なっても、ご家庭ですべての汚れを除去することはできません。特に、歯垢が歯周ポケットに入り込んでしまうと虫歯や歯周病にかかりやすくなります。そのため、矯正中は定期的に通院し、クリニックでのケアがとても重要になります。

 

生活習慣の見直し

 

日々の歯磨きとクリニックでのケアを行なっても、病気にかかりやすいケースがあります。定期的にケーキやお菓子を食べる習慣がある方は、虫歯リスクが高くなるので注意しましょう。また、喫煙者の方は吸わない人よりも歯周病リスクが高まる傾向があります。歯の健康を踏まえると、矯正中だけでなく矯正後もタバコは控えることをおすすめします。

 

歯列矯正を受けると虫歯や歯周病になる?

一部では、「矯正治療を受けたことで歯周病になった」という意見を耳にすることがあります。まず結論からお伝えすると、歯列矯正によって虫歯や歯周病になるということはありません。一般的には、矯正治療を行うと日々のケアがしやすくなるため虫歯や歯周病にかかりにくくなります。もし、矯正中にこれらの病気にかかってしまった場合、今回ご紹介した注意点を改めて見直してみましょう。

 

虫歯や歯周病でも歯列矯正できるの?「まとめ」

今回は虫歯や歯周病の方が行う歯列矯正についてご紹介しました。

 

前編でもお伝えした通り、歯列矯正を行うためには口腔内が健康な状態であることが大切です。お口の中に病気がある場合は、まず歯列矯正の前に病気の治療を行う必要があります。また、矯正中もしっかりとケアを行ない、虫歯や歯周病にかからないようにしましょう。

 

当院では、矯正担当医でもある院長が「日本歯周病学会認定医」の資格を保有しています。そのため、「歯並びを整えたいけど、虫歯や歯周病になった経験がある」という方でも安心してご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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