12月の院内ディスプレイ🎄
2023年12月1日
こんにちは、受付の山田です。
街中がクリスマス仕様になってきましたね。
院内も本日からクリスマスムードです🎄🔔🎅
東京駅周辺では多くの場所でイルミネーションやツリーなどが見れるそうなので、通院の後にゆっくり散策するのも素敵ですね✨
2023年12月1日
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街中がクリスマス仕様になってきましたね。
院内も本日からクリスマスムードです🎄🔔🎅
東京駅周辺では多くの場所でイルミネーションやツリーなどが見れるそうなので、通院の後にゆっくり散策するのも素敵ですね✨
2023年11月30日
こんにちは。スウェーデン歯科です。
今回は前回に引き続き「歯の裏側につけるワイヤー矯正があるの⁉」についてご紹介します。
【前編】では裏側矯正の概要、種類についてご紹介しました。
本記事【後編】では、以下の内容をご紹介していきます。
・「裏側矯正」が向いている人
・治療が難しい症例
・注意点
・マウスピース矯正との違い
それでは、早速みていきましょう。
次の方は「裏側矯正(舌側矯正)」に特に向いていると言われています。
・接客業や営業など人と接する機会が多い人
・矯正中の見た目にもこだわりたい人
・スポーツや楽器演奏をする機会がある人
・出っ歯で悩んでいる人
なぜ、上記の人が向いているのか。その理由を簡単にお話しますね。
■接客業や営業など人と接する機会が多い人
こうしたお仕事の方は、人に見られる機会が多く、口元への視線が気になる方もいらっしゃると思います。裏側矯正は、正面から見た時に矯正装置が見えないため、こうした心配をせずにお仕事に集中できます。
■矯正中の見た目にもこだわりたい方
「矯正装置のギラギラが気になる」
「周囲に矯正をしていることを知られたくない」
こうした考えをお持ちの方に裏側矯正はオススメです。舌側から装置を取り付けるため、治療中の見た目の変化がありません。
ただし、症例によっては裏側矯正では効果が得られにくいケースもあります。自分の歯並びが裏側矯正に適しているか、治療前にしっかり確認してくださいね。
また、裏側矯正以外にもホワイトブラケットなど目立ちにくい装置もあります。裏側矯正が難しいと言われた場合は、こうした装置も選択肢として考えても良いかもしれません。
■スポーツや楽器演奏をする機会がある人
表側矯正の場合、ボールがぶつかったなどの衝撃で口腔内が切れてしまう等のリスクがあります
楽器演奏の場合ですと、口が閉じにくくなってしまうので、楽器演奏の際に正しい口の形が維持できない場合があります。また、タンギングがしにくくなることもあります。
しかし、裏側矯正は表側矯正にありがちなリスクを避けることができます。スポーツや楽器演奏を日々の部活動で行う中学生や高校生でも、安心して受けられます。
見た目が気にならないなど裏側矯正(舌側矯正)にはさまざまなメリットがありますが、下記の症例には対応できない場合があります。
・叢生(ガタガタ)がひどい場合
・舌が極端に大きいケース
・噛み合わせが深い過蓋咬合(かがいこうごう)のケース
・外科手術との併用が必要なケース
まずは自分の症例が裏側矯正に対応しているかドクターに相談し、確認するようにしましょう。
■叢生(ガタガタ)がひどい場合
歯のガタガタがひどい場合、裏側矯正が適さないことがあります。裏側から歯を引っ張るだけでは治療が難しいと判断された場合、表側矯正との併用が必要になります。
自分の歯並びがどの程度なのかはドクターに判断を仰ぐ必要があるため、裏側矯正に興味のある方は、一度クリニックを受診されてみてください。
■舌が極端に大きいケース
裏側(舌側)に矯正装置を装着するため、舌が極端に大きいと治療の妨げになる可能性があります。また、無理やり治療を進めてしまうと、舌を噛んだり切ったりするリスクが生じます。自分の舌が大きいと感じる方は一度クリニックに相談してみてください。
■噛み合わせが深い過蓋咬合(かがいこうごう)のケース
噛み合わせが深い場合、前歯の上下が擦れて矯正器具に当たる、装置が外れてしまうなどのリスクがあります。そうすると、思うような治療効果が得られない場合があります。
また、治療期間が長くなる可能性もあります。
■外科手術との併用が必要なケース
先天的に骨格に問題があり、外科手術が必要な場合も裏側矯正が難しいと言われています。
しかし、歯の状態によっては手術前後で裏側矯正が可能な場合もあるので、気になる方は一度クリニックに相談してみてください。
外科手術を伴う矯正治療は、保険適用となることがほとんどですので、通常よりも安く治療を受けられます。
裏側矯正の注意点は下記の「2つ」です。
・信頼できる矯正歯科を選ぶ
・治療前に気になることを相談する
裏側(舌側)矯正はドクターの技術力が問われるため高度な治療です。
そのため、矯正の専門医の有無や、症例数などが備わった歯科医院を見つけるようにしてみてください。
また、治療前は分からないことばかりだと思います。矯正治療は、数年単位の治療になるため、あらかじめ自分の疑問や不安を解消して治療に臨むようにしましょう。
その際、次のポイントを押さえておくのがオススメです。
・親身になって相談に乗ってくれる
・どんな質問にも真摯に答えてくれる
・明るく清潔なクリニックである
裏側矯正は決して安い治療ではありません。時間とお金を無駄にしないためにも、時間をかけて納得いくドクターを探すことをおススメします。
マウスピース矯正は、マウスピースタイプの矯正装置を使用して歯並びを整える治療法です。決められた間隔でマウスピースを交換し、少しずつ歯を動かしていきます。
また、必要に応じてアタッチメントを取り付け、より歯が動きやすいようにします。
裏側矯正(舌側矯正)と同様に、マウスピース矯正も治療中の見た目が気にならない矯正装置です。
簡単に裏側矯正とマウスピース矯正の違いをまとめてみました。
矯正方法 | 裏側(舌側)矯正 | マウスピース矯正 |
見た目 | ほぼ見えない | 近づくと見える |
痛み | 多少感じる場合がある | ほぼ感じない |
着脱の可否 | 歯科医院でのみ行う | 自分でいつでも可能 |
全額矯正の費用 | 100~150万円 | 80~100万円 |
部分矯正の費用 | 35~70万 | 10~70万 |
全額矯正の治療期間 | 2~3年 | 1~3年 |
部分矯正の治療期間 | 5ヶ月~1年程度 | 5ヶ月~1年半 |
裏側矯正は、自分で取り外しができないため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
一方のマウスピース矯正は食事や歯磨きの際に取り外しができるため、セルフケアが簡単です。
また、表側、裏側矯正のようにワイヤーを使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を行えます。
裏側矯正のデメリットが気になるという方は、マウスピース矯正を検討されるのも良いかもしれません。
裏側矯正(舌側矯正)は、ブラケットとワイヤーを歯の裏面に取り付けることで、目立たない治療が可能な矯正方法です。この方法は、歯の表側や唇、口内の損傷リスクが低く、特に出っ歯の治療に適しています。
しかし、裏側矯正が適さない場合もあるため、治療を始める前に医師との相談が重要です。
裏側矯正が不可能な場合でも、目立ちにくいホワイトブラケットや審美性の高いブラケットを使用した表側矯正、またはマウスピース矯正といった他の選択肢で、目立たない治療を行うことができます。
裏側矯正(舌側矯正)は矯正装置を歯の裏側に取り付け、目立たない治療を可能にしています。表側矯正と比べて、口腔内を傷つけるリスクが低く、裏側から矯正力がはたらくため、特に出っ歯の方におススメです。
ただし、ケースによっては裏側矯正が適さない場合もあるので、治療前にドクターに相談してみてください。
裏側矯正が不可能な場合でも、目立ちにくいホワイトブラケットや、マウスピース矯正といった他の治療法を選択することで、目立ちにくい治療が可能です。
当
院では初診の方向けに無料相談を行っています。
ご自身の歯の状態について気になる方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
2023年11月22日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
今回はワイヤー矯正の「裏側矯正」についてご紹介します。
「裏側矯正」とは、歯の裏側に矯正器具をつける矯正法のこと。【前編】【後編】の2回で詳しくご消化していきます。すでに知ってるよ!という方も、再度おさらいしてみてくださいね。
前編では以下の解説を行います。
・裏側矯正(舌側矯正)とは?
・裏側矯正(舌側矯正)の種類
裏側矯正とは、歯の表面に装着するブラケットとワイヤーを「歯の裏側」につける矯正治療です。
「舌側矯正」と呼ぶこともあります。
口を開けても矯正器具が目立たないので、まわりに気づかれず歯並びを整えたい方にお勧めです。
人と関わる仕事や見た目が重要な芸能人にも人気な矯正法です。
表側矯正との違いは何か。
表側矯正は、ブラケットとワイヤーを歯の表面につけるので、笑った際に目立ってしまいます。これが大きなデメリット。しかし、お口の中の衛生が保ちやすいのはメリットです。
裏側矯正だと、歯の裏側に食べかすがついた時に気づきにくく、虫歯や歯周病になってしまいます。表側矯正なら、すぐに気づきますので、清潔に保ちやすいです。
また、治療期間も違います。表面矯正は1~3年で、裏側は2~3年と長くなります。
費用も表面矯正は60~100万程度ですが、裏側矯正は100~150万程度が相場のようです。
また、裏側矯正は永久歯が生えそろう12歳以降でしたら、可能です。
裏側矯正は唇に矯正器具が当たらないので、スポーツや楽器演奏を行うことも可能です。
裏側矯正(舌側矯正)には種類があります。
1.フルリンガル
2.ハーフリンガル
3.部分矯正
それぞれ詳しく紹介しますね。
まず「フルリンガル」と呼ばれるもの。これは、上下全ての歯の裏側に「ブラケットとワイヤー」をつけるものです。「ハーグリンガル」は、上の歯を裏側矯正にして、下の歯は表面矯正にします。最後は「部分矯正」です。症例によって適応となるか分かりませんが「裏側矯正」は「部分矯正」もできます。出っ歯だけ治したいという方でも可能となります。
メリットをまとめると下記となります。
・矯正していても目立たない
・歯の表面(エナメル質)が傷つきにくい
・唇や口の中が傷つきにくい
・出っ歯の治療に適している
・舌を正しい位置に置きやすくなる
メリットの中で、「出っ歯の治療」に向いていることについて、詳しく説明しますね。
裏側矯正は歯を内側に引っ張る力が強いのです。外側に倒れている歯を治療するのが得意です。そのため、「出っ歯の治療」に適しているのです。
出っ歯になってしまう原因として、「舌の癖」があります。自分の舌で前歯を押してしまうのです。裏側矯正は舌を正しくしてくれる効果もありますので、特におすすめです。
そんな「裏側矯正」にもデメリットがあります。
・高額になりやすい
・期間中、滑舌が悪くなる
・治療期間が長くなる
・歯磨きしにくい
【前編】では、「裏側矯正」がどんな矯正なのか?「表面矯正」との違い、メリット/デメリットを見てきました。【後編】では「裏側矯正」が向いている人、治療が難しい症例、注意点、マウスピース矯正との違いなどをご紹介していきます。お楽しみに!
2023年11月13日
こんにちは🌞
スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です^^
結婚式前に少しでも歯並びを綺麗にしたい!
と、ご相談に来る患者さんがよくいらっしゃいます♩
お話を伺うと、
4ヶ月後に結婚式があるのでそれまでに少しでも綺麗に並べてほしい。などなど…
その方の歯並びの程度にもよりますが、
最低でも上下の歯に矯正装置付けてから6ヶ月くらいの矯正治療期間があれば、
ある程度歯は並びます。
しかし、最初のご相談からすぐに装置を付けて治療!とはなりません…
治療のステップ
・初診カウンセリング
↓
・精密検査
↓(治療計画作成までに
1ヶ月程度お時間いただいております。)
↓
・矯正歯科治療 診断・治療計画・治療費見積書
↓
・抜歯があれば上の歯の抜歯
↓
・上の歯に矯正装置を付ける
↓
・下の歯の抜歯
↓
・下の歯に矯正装置を付ける
上下の歯に矯正装置が付くまでにこれだけのステップがあるので、
そのまでの期間も逆算して考えなければなりません。
次回後編として続きをお話しします♩
2023年10月27日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
今回は前回に引き続き、「矯正治療で歯が動かない⁉ どうすればいい?」についてご紹介します。【前編】では矯正治療で歯が動きにくいケースや治療が長引きやすい人の特徴について解説しました。
本記事【後編】では、以下の内容をご紹介していきます。
・矯正治療で歯が動きやすいケース
・歯を動かしやすくする矯正治療のポイント(スウェーデン矯正歯科の取り組み)
矯正治療は最初の歯並びの症状が軽いほど歯が動くスピードも速く、反対に複雑になるほど動かすのに時間がかかってしまいます。歯の移動にはいくつかのパターンがあり、動かし方によって治療の難易度が異なります。例えば、傾いた歯を直立させる移動(傾斜移動)と、歯を丸ごと水平に動かす移動(歯体移動)では前者のほうが早く動くのが一般的です。一方で、ねじれのある歯(捻転歯)を回転させて正しい向きにする移動(回転移動)は、動かすのに時間がかかります。このように、最初の歯並びの状態によって歯の動かしやすさは異なり、症状が軽いものほど早く動いて治療期間も短くなります。
矯正治療は歯の周囲を取りかこむ骨(歯槽骨)の吸収と再生を繰り返しながら、歯を理想的な位置へ動かします。そのため、その吸収と再生の代謝が活発な人ほど歯の動きも速く、とくに年齢が若い人ほど歯が動きやすい傾向があります。
歯は外から受ける力の影響を受けやすいため、歯並びに影響を与える習慣やクセのない人のほうが歯の動きもスピーディーです。具体的なクセや習慣に、舌で歯を押すなどの「舌癖」や「口呼吸」などがあります。また、日常生活でついやってしまいがちな「ほおづえ」や、寝るときの姿勢(うつぶせ寝・横向き寝)なども、歯並びに影響を与えるので注意が必要です。
歯を正常に動かし、理想のゴールへ近づくためには患者さんの協力が不可欠です。矯正装置を歯科医の指示通りに装着し、来院日もきちんと守る人は歯科医が想定するどおりに歯が動いて、治療もスムーズに進みます。
ここでは、スウェーデン矯正歯科が歯を動きやすくするために実践している治療のポイントをご紹介します。
※より詳しい内容を知りたい方は、以下のページをご参考ください。
「痛みの少ない/期間が短い」矯正治療 https://www.sweden-kyousei.com/short/
歯を早く動かすためには「歯に強い力をかければいいのでは?」と思われがちですが、これは正しくありません。なぜなら、歯に強い矯正力をかけてしまうと周囲の毛細血管が圧迫されて、歯の移動に必要な骨の代謝が妨げられてしまうからです。スウェーデン矯正歯科ではこの理論に基づき、従来の治療の1/5~1/2ほどの矯正力を歯に与え、周囲の血流を妨げることなく骨の代謝を促していきます。この方法により歯がスムーズに動きやすくなるほか、治療中の痛みも軽減されます。
矯正治療はゴールが同じでも、そこにたどり着くまでの道のりは多岐にわたります。歯をスムーズに動かしやすくして治療を早めるためには、たくさんある道のりの中から最短距離でゴールにたどり着く道筋を探すことがとても重要です。
ただ、その最短距離を見つけるには歯科医に高度な知識と技術が求められます。つまり「治療計画の精度の差」が治療期間にばらつきが生じる大きな要因になるわけです。当院では事前の診査・診断からゴールまでの最短距離を導き出し、ムダのない精密な治療計画を立案していきます。
歯の動かすスピードは個人差があるものの、患者様の取り組みと歯科医の工夫により、歯を動きやすくして治療期間を短縮することが可能です。スウェーデン矯正歯科では熟練した矯正歯科医が精密な計画のもと、治療をよりスピーディーに・スムーズに進める様々な取り組みを行っております。ご興味のある方は、ぜひ当院の無料相談にてお気軽にご相談ください。
2023年10月24日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
矯正治療を始めたものの思うように歯が動かず、治療が長引いてしまうケースは少なくありません。歯が動くスピードにはもともと個人差がありますが、動きを悪くする要因をなくすことで治療がスムーズに進む場合もあります。
そこで今回から【前編】と【後編】の2回に分けて、矯正治療でもともと歯が動きにくいケースや治療が長引きやすい人の特徴、さらに治療における注意点などをご紹介していきます。
本記事【前編】は以下の解説です。
・矯正治療でもともと歯が動きにくい3つのケース
・矯正治療が長引きやすい人の特徴/歯を動きやすくするための注意点
ここでは、矯正治療でもともと歯が動きにくい代表的なケースを3つご紹介します。
上下の歯の噛み合う力が強いと、矯正治療で歯にかける力(矯正力)を弱めてしまうため歯の動きも遅くなります。とくに、日頃から食いしばりや歯ぎしりをする人は、しない人と比べると歯が動きにくい傾向があります。
アンキローシスは歯の根っこ(歯根)と周囲の骨が直接結合している状態で、このような歯は矯正治療で力をかけても歯を動かすことができません。アンキローシスは主に転倒や事故による歯の外傷(歯を強くぶつける、など)で起こります。ただ、治療前に確実に診断する方法がなく、実際に治療を開始してみないとアンキローシスを起こしているかどうかの判断が難しい場合もあります。
歯の動くスピードには個人差がある一方で、治療する歯科医の技術にも大きく左右されます。治療が長引く・予定通りに進まない原因が、歯科医の技術不足であることも実は少なくありません。もし、歯が動かない原因に思い当たるものがない場合は、他の矯正歯科医院でセカンドオピニオンを受けてみることをおすすめします。
治療が長引くケースのなかには、患者さん自身にその要因がある場合も実は少なくありません。歯の動きをスムーズにして予定通りに治療を終わらせるためにも、治療中は以下の点に十分注意しましょう。
矯正治療で使用する装置のなかには、アライナー(マウスピース矯正)や顎間ゴム(ワイヤー矯正)など、患者さん自身に管理をおまかせするものも少なくありません。矯正治療を予定通りに進めるためには、これらの装置を歯科医の指示にしたがって正しく装着することが重要です。うっかり装置をつけ忘れたり、その日の気分でつけたりつけなかったりすると歯が思うように動かず、治療期間も長引いてしまうため注意しましょう。
矯正治療は装置をお口に装着後、1~2か月に1回の通院が必要となります(通院頻度は装置や治療状況による)。これは、歯並びの経過を見ながら必要に応じて装置を調整し、効率よく歯を動かしていくためです。予約した日に通院しなかったり、次回の来院までに期間が空いてしまったりすると、歯がスムーズに動かずに治療期間を長引かせてしまいます。通常の歯科治療よりも通院回数が少ないため、予約日をうっかり忘れてしまいがちですが、スケジュール管理をしっかり行って予約日は守るようにしましょう。
無意識に舌で歯を前に押し出したり舌を噛んだりするクセは、歯を動かす方向とは別の方向に力がかかって歯を動きにくくします。このような歯並びを悪くするクセのある方は、矯正治療とあわせてそれらのクセを改善するトレーニング(口腔筋機能療法・MFT)が必要です。また、「ほおづえ」や「爪・唇を噛むクセ」「横向き・うつぶせ寝」なども同様に、矯正力を弱めて歯の動きを鈍くしてしまいます。
したがって、歯を動かしやすくするためには、このような矯正力を妨げるような習慣やクセを改善することが大切です。矯正治療と並行して口腔筋機能療法(MFT)を受けている場合は、ご自宅でも毎日トレーニングを欠かさず行うようにしましょう。
【前編】では、もともと歯が動きにくいケースや治療が長引く人の特徴について解説しました。次回【後編】では「矯正治療で歯が動きやすいケース」や「歯を動かしやすくする矯正治療のポイント(スウェーデン矯正歯科の取り組み)」をご紹介していきます。
2023年10月16日
こんにちは🌞
スウェーデン矯正歯科、歯科衛生士の矢作です^^
前回のお話の続きです!
ご自身の天然の歯以外に装置をつけるときに
いくつかの方法をご紹介しました。
⚫︎詰め物や被せ物の表面を研磨してつける方法
⚫︎被せ物の表面一部に穴を開けてつける方法
どちらの方法もすぐに装置が外れてしまうような場合に
次のような方法で装置をつけます。
〜後編〜
⚫︎バンドと呼ばれる輪っかにブラケット装置をろう着し、
バンドごと歯にセメントで付ける方法
バンドを装着するには歯と歯の間に隙間作りが必要になるため、
歯と歯の間にゴムを入れます。(セパレーションと言います。)
歯が動きますので、噛んだ時など歯が浮くような、
人によっては痛みや違和感があります。
ゴムの上からしっかりブラッシングを行なってください。
デンタルフロス、トゥースピック、歯間ブラシなどは
ゴムが取れる原因になるので使わないようにしましょう。
ゴムが入っている間は粘着性のある食べ物も控えていただきます。
1週間くらい経つと、ゴムの弾力で歯と歯の間に隙間ができます。
ゴムを外してバンドを試適し合わせ、バンドにブラケットをろう着し、
そのバンドを歯にセメントで付けます。
ブラケットがついたバンドごと歯に付けることによって、
より外れにくくなります。
(被せ物の形によっては外れてしまう場合もあります。
その場合は再度付け直しをします。)
バンドの周囲もむし歯や歯周疾患にならないように
鏡を見ながらしっかりブラッシングをお願いします!
2023年10月1日
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こんにちは、受付の山田です。
10月の院内はHalloween&autumn仕様となっております。
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2023年09月27日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
今回は前回に引き続き、意外と知らない裏側矯正についておさらいしていきます。
【前編】では裏側矯正とはどのような治療法なのか、またそのメリットなどをご紹介しました。【後編】は以下の項目についての解説です。
・裏側(舌側)矯正のデメリット
・裏側(舌側)矯正の種類(フルリンガル矯正・ハーフリンガル矯正・カスタムメイド型舌側矯正装置)
裏側矯正は他の治療法と比較して「費用面」がネックになります。矯正治療の費用は受診する歯科医院や使用する材料によって異なりますが、一般に従来のワイヤー矯正(表側矯正)の費用相場は60万円~100万円前後です。これに対し、裏側矯正の費用相場は、80万円~150万円前後と費用は高めになります。
その理由として、表面が平らな表側とは異なり、凹凸の多い裏側は装置をつけるのが難しく、歯科医師に高度な技術が必要になる点が挙げられます。また、裏側矯正は既成の装置での対応が難しいケースも多いのも費用が高くなる要因の1つです。
装置が歯の裏側につく裏側矯正は、装置を着けた直後に「舌感が悪くなる」「違和感が強い」というのもデメリットの1つに挙げられます。ただ、舌感や違和感については、装置の装着後、1~2週間ほどで気にならなくなります。最初は慣れるまで多少の時間はかかりますが、ここは辛抱強く感覚に慣れるのを待ちましょう。
裏側矯正は裏側についた装置により、舌のスペースが狭くなって会話のしづらさを感じやすくなります。また、舌を歯の裏側にあてて発音する単語(サ行・タ行など)が話づらくなることもあります。ただ、こちらも舌感や違和感と同じく、数週間ほどで慣れてくるのがほとんどです。
裏側矯正は「むし歯になりにくい」というメリットの反面、他の装置に比べると歯ブラシが当てにくいため、油断をするとむし歯になってしまいます。治療に際しては歯ブラシの当て方や磨き方のコツなどを歯科医院でアドバイスしてもらうほか、定期的にクリーニングしてもらうなどこれまで以上にケアを徹底していきましょう。
裏側矯正は表側矯正に比べて装置の装着や調整が難しく、1回の治療時間が通常よりも長くなる傾向があります。ただし、トータルの治療期間はほとんど変わりません。
裏側(舌側)矯正には「フルリンガル矯正」「ハーフリンガル矯正」「カスタムメイド型舌側矯正装置」の大きく3つのタイプがあります。それぞれのタイプの特徴を以下に詳しくご紹介していきましょう。
フルリンガル矯正は上下の歯のすべてで装置を裏側に装着する治療法です。大きな口を開けないかぎり装置が人の目に触れる心配がないため、「極力装置は隠したい」という方におすすめです。一方で、フルリンガル矯正は他の治療法に比べて費用が高額になります。
ハーフリンガル矯正は装置が目立ちやすい上の歯は裏側に、唇で隠れる下の歯は表側にブラケットやワイヤーを取り付ける治療法です。フルリンガル矯正よりも審美性は少し劣りますが、その分コストを抑えることができます。できるだけ装置を目立たなくし、かつ費用も抑えたい方はハーフリンガル矯正がおすすめです。
カスタムメイド型舌側矯正装置とは、患者さんの歯の形にあわせて作製された裏側矯正用のブラケット装置です。歯の裏側は凹凸があるなど形態が複雑なため、既製品を用いた場合に装置や接着剤の厚みで違和感や舌感の悪さが強くでてしまう傾向があります。このような装置による厚みや違和感を少しでも減らすために考案されたのが、個々の患者さんの歯の形態にあわせて装置を作製するオーダーメイドタイプの舌側矯正装置です。複雑な歯面にもピッタリと合うブラケットにより治療中の違和感が最小限に抑えられるほか、発音のしにくさなども軽減できます。
スウェーデン矯正歯科の裏側矯正では「インコグニート」「ハーモニーシステム」の2種類のカスタムメイド型舌側矯正装置を採用しています。見た目の良さだけでなく、ストレスのない快適な治療をご希望の方は、ぜひスウェーデン矯正歯科の裏側矯正をご検討ください。当院では初診の方を対象に、個別無料矯正相談を実施しています。裏側矯正の詳細や費用など、何でもお気軽にご相談ください。
2023年09月27日
こんにちは。スウェーデン矯正歯科です。
「多少の費用や期間はかかっても、矯正治療で歯並びをキレイにしたい!」
そうお考えの方でも、治療中に装置が目立ってしまうことや、周囲にそれとわかってしまうことが気になって治療をためらってしまうことは少なくありません。
裏側(舌側)矯正はこのような「治療中の見栄え」が気にある方に人気の高い治療法で、パッと見では装置がついていることに気づかれないのが特徴です。一方で、裏側矯正はただ装置が目立たないというだけでなく、ほかにも「むし歯になりにくい」「出っ歯が早く治る」などのメリットがあります。
そこで今回は、知っているようで知らない裏側矯正の特徴やメリット・デメリット、治療の種類などを【前編】と【後編】の2回にわけてご紹介したいと思います。
本記事【前編】は以下の解説です。
・裏側(舌側)矯正とは?どんな人におすすめの治療法?
・意外と知らない「裏側(舌側)矯正」の5つのメリット
裏側矯正はワイヤー矯正の1つで、ワイヤーとブラケットを歯の裏側につけて歯並びを整える治療法です。「舌側矯正」「リンガル矯正」とも呼ばれます。
従来のワイヤー矯正は歯の表側に装置をつけるのが一般的ですが(表側矯正)、この方法は装置が目立ちやすく、周囲の人にすぐに気づかれてしまうという欠点があります。この欠点をクリアできる方法の1つが、装置をすべて歯の裏側に装着する裏側矯正です。
裏側矯正は治療中でも装置がほとんど人の目に触れないことから、芸能人や接客業など人前に出る機会の多い職業の方に人気があります。仕事柄、従来の表側矯正が難しい方や結婚式などのイベントが控えている方に裏側矯正はおすすめです。
裏側矯正はワイヤーやブラケットなどの装置のすべてが歯の裏側につくため、大きく口を開けないかぎり装置が人の目に触れる心配はありません。
矯正治療中は歯と装置のすき間に汚れがたまりやすいことから、治療中は一時的にむし歯になりやすい時期が続きます。そのような状況下でも、歯の裏側は唾液が常に循環していることから、唾液による自浄作用や殺菌作用、再石灰化作用が働きやすくなります。これにより、裏側矯正は表側矯正と比べて、治療中におけるむし歯リスクを軽減できるのがメリットです。
矯正治療は装置がついているほうに歯が動きやすいという性質があります。裏側矯正は装置が歯の裏側につくことから、歯を後方に動かしやすいのが特徴です。この特徴がとくに有利に働くのが出っ歯(上顎前突)の治療で、裏側矯正は前にでている歯をスピーディーに後方へ動かすことができます。
裏側矯正は装置が歯の裏側についていることから、「舌を前に突き出す」「前歯を舌で押す」といった舌のクセ(舌癖)が改善できます。このような舌のクセは矯正治療中に改善しておかないと、仮に治療で歯並びがキレイになっても、舌が歯を押し出す力によって歯並びが後戻りしてしまいます。裏側矯正はこのような後戻りの原因となる舌癖を治療と並行して改善できるのがメリットです。
従来のワイヤー矯正(表側矯正)は、治療前か治療後に装置を外してからでないとホワイトニングを行うことができません。しかし、裏側矯正は歯の表側に装置がないので、矯正治療と並行してホワイトニングを行うことができます。歯並びにあわせて歯を白くしたい場合、治療期間を短縮できるのがメリットです。
【前編】では裏側(舌側)矯正の概要やメリットを中心にご紹介しました。次回の【後編】では、裏側矯正のデメリットや治療の種類などを解説していきます。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。